【島のちょっとイイ景色】島の生活を担う港

tanoshimasan

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どの島も、ちょっと表情が違う。

沖永良部島(鹿児島)和泊港の入港風景。暑いなか作業が続く。

 写真は沖永良部島の和泊港です。鹿児島から那覇までの島々を結ぶ定期船がやってきます。人も荷物も、必ず決まった時間にこの場所へ。島と港はワンセットなのです。 港と言えど、色々な表情があります。港を見れば、そこがどんな島か、ぼんやり伝わってくる気がしませんか。

 例えば、島の周りの釣り人の数。「港の近くがよく釣れる」こともあるのでしょう。時には、桟橋にずらっと人が並んでいたりします。ただぼんやり釣りをしている人ですら、とても絵になります。 さらに、漁船が並んでいると、見るからに「ここは漁業の島なんだな」と。島での食事がちょっと楽しみになったりします。

伊豆大島(東京)の釣り人。釣れるのだろうか。

沖家室島(山口)の港。漁船が多く並ぶ。

 また、船がどれくらいの頻度で訪れるかによっても違ってくるでしょう。1日に何本も船が訪れるような島は、船に乗る人々もバスを待つような感覚。積み荷を動かす船員の作業も、ひとつひとつがとてもテキパキしていたり。 逆に定期船が1日に1本、数日に1本ともなれば、観光客への御見送りも盛大。島で仲良くなった人たちが、大手を振って「いってらっしゃ~い!」なんて言えば、思わずじーんとくるはずです。

田代島(宮城)の仁斗田港。定期船を待つ人々。

礼文島(北海道)の歌って踊る見送り風景。

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