いよいよ、ロンドンオリンピックの開催日が近づいてきましたね。夏季オリンピックとしては第30回目となる記念の大会です。各国の代表選手がどのような活躍を見せるのか、想像するだけでも楽しいですね!今大会で注目度の高い選手を紹介するこの企画。今回は日本男子サッカー五輪代表、関塚ジャパンの大津祐樹選手をクローズアップしてみたいと思います。
【大津祐樹】 おおつ・ゆうき
国籍 日本
生年月日 1990年3月24日(22歳)
出身地 茨城県水戸市
身長 180cm
体重 73kg
在籍チーム ボルシアMG
ポジション FW / MF
背番号 23
利き足 右
左サイドをぶち抜く圧巻のドリブル突破
大津選手のストロングポイントは破壊力あるドリブル突破にあるでしょう。サイドアタッカーとしては180cmと大柄で強いフィジカルとスピードを生かした縦に速いドリブルが特徴です。そのスタイルは独特なものがあり、ディフェンスに縦のスペースを消されても強引に突破をしかけます。
ボールを前に蹴り出すと同時に爆発的なスピードでディフェンダーに突進、裏にある僅かなスペースを狙ってボールを切り返して相手の体重移動の逆をつき、体を一瞬にして入れ替えて縦に突破していきます。狭いスペースを無理矢理こじ開けて突破していくドリブルは圧巻です。
利き足を生かした多彩な攻撃パターン
左サイドを主戦場としながらも、右利きの利点を最大限に生かしたプレーも特徴です。サイドからドリブルで持ち込むとバイタルエリアで内側に切り返し、ミドルレンジから右足で強烈なシュートを放ち、キーパーの腕をはじいてゴールにねじ込みます。足元の技術も優れており、クライフターンを始めとしたダイナミックなフェイントを駆使するなど、ディフェンスに囲まれてもボールを失わない高いキープ力を持っています。
右利きでありながら左足で正確なクロスを上げることができ、優れたパスセンスで周りを生かすプレーも得意とします。自らしかけるだけでなくパスを受けるプレーも上手く、アジア最終予選ではクロスボールに対してファーサイドからゴール前に飛び込んでボレーシュートやダイビングヘッドを決めるなど、ここ一番での勝負強さも光ります。
総括
サイドアタッカーとして五輪代表に選出された大津祐樹選手。ロンドンでは勝負どころでジョーカー的な起用が予想されます。左サイドをガンガン切り崩して得点に絡むプレーを期待しています!
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