大野忍・・・高速ドリブルで右サイドを制圧 【なでしこジャパン・選手名鑑】

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いよいよ、ロンドンオリンピックの開催日が近づいてきましたね。夏季オリンピックとしては第30回目となる記念の大会です。各国の代表選手がどのような活躍を見せるのか、想像するだけでも楽しいですね!今大会で注目度の高い選手を紹介するこの企画。今回は日本女子サッカー五輪代表、大野忍選手をクローズアップしたいと思います。

【大野忍】おおの・しのぶ

生年月日:1984年1月23日(28歳)
出身地:神奈川県座間市
身長:154cm

在籍チーム:INAC神戸レオネッサ
ポジション:FW
利き足:右

チームではフォワード、代表では右サイドハーフ

大野選手のクラブチームでの役割はフォワード。なでしこリーグでは、2005年に21試合出場、24得点を上げてMVPに輝き、2007年は21試合出場、23得点で得点王とMVPの2冠を獲得するなど、日本を代表するストライカーとして華々しい活躍を見せています。しかし、代表チームではポジションを1つ下げてサイドハーフにコンバートされました。得点を期待されるのは勿論ですが、豊富な運動量と抜群のスピードを武器に、サイドを切り崩すチャンスメーカーとして機能するようになりました。

破壊力抜群のドリブルで右サイドを制圧

大野選手の武器といえばドリブル。特に縦に速いドリブルを得意としており、ディフェンスラインをスピードで切り裂くダイナミックなプレーを身上とします。154cmと上背はありませんが、体幹の太い屈強な体格の持ち主です。欧州の大柄なディフェンダーとの競り合いも、多少のコンタクトプレーではビクともしない強靭なフィジカルを備えています。

ボールを保持していないオフ・ザ・ボールの質は高く、前線にスペースを見つけて飛び込む能力と、自らスペースを作り出す能力に優れており、味方のパスを巧みに引き出してゴールに迫ります。ペナルティエリア付近でドリブルをしかけると、一瞬のスピードと鋭いフェイントでディフェンダーを置き去りにしてシュートに持ち込みます。また、サイドに流れてボールを持つと、長い距離をドリブルでキープして右サイドの攻撃の起点となります。

制止不可能な弾丸シュート

ペナルティエリア内で右足から放たれるシュートは強烈で、ゴールマウスの4隅を正確に打ち抜く精度の高さを誇ります。シュートボールは弾丸のように速く、鉛のような重さを秘めています。世界最高クラスのゴールキーパーを相手にしても、女性選手では決して止められないと言われるほどです。また、右足から放たれるフリーキックの精度は高く、なでしこリーグでは芸術的なゴールを何度も決めています。

総括

本職はフォワードの大野選手ですが、ドイツワールドカップではチャンスメーカーの役割をきっちり果たして優勝に大きく貢献しました。代表では既にベテランの領域に入っていると思います。ロンドンではチームリーダーの一人として、なでしこジャパンを引っ張る勇姿を見たいです!

関連リンク

 【なでしこジャパン・対戦レポート】 《ロンドン五輪》 全試合・リンク集
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