~ 昨日のお言葉 2012年5月17日 ~
「日本人も捨てたもんじゃない。うれしさで胸がいっぱい」
尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入計画のために、東京都が購入資金の寄付口座を開設してから20日。16日午後6時現在の寄付は計50,731件、6億9342万5018円が集まり、寄付金だけで購入費用を賄える可能性が出てきたことを、産経新聞≪都の尖閣購入寄付、7億円目前≫(2012年5月17日)が伝えた。発言の主は石原東京都知事。
「日本人も捨てたもんじゃない。うれしさで胸がいっぱい」と自ら筆をとり、「みんなでこの国を守りましょう」などと感謝のメッセージを作成し、寄付者へ送付するように事務方に指示したという。
1世帯が寄付に使う平均年間額は東日本大震災があった平成23年で6448円で、ここ10年間の平均では3208円。これに対し尖閣寄付金は単純計算で、1件あたり約1万3500円となる。
と、総務省の家計調査との比較も記事は伝えた。
尖閣諸島購入案に賛同する個人や団体が寄付を呼びかけるインターネット上の書き込みやビラが増えており都はこうした状況が詐欺事件につながることを警戒し、「専用口座以外には関与していない」と注意を呼びかけている。
との指摘もあった。
◇参考ページ:都の尖閣購入寄付、7億円目前(産経新聞 2012年5月17日)
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