産経新聞≪節電でヒートアイランド緩和≫(2012年5月16日)によると、東京電力福島第1原発事故に伴う節電の影響で、昨夏の東京都心のヒートアイランド現象は約0.7度緩和したという。
たった0.7度、ではない。0.7度もである。
記事では、道路舗装やエアコンの排熱で過去100年間に気温が約2度上昇したとされるから、0.7度は約30年分に相当すると伝えている。
さらに、研究によると日照時間が8時間以上の晴天時は最大1.1度も低下という。
三上岳彦帝京大教授(気候学)らの研究で、節電とヒートアイランドの関係を解明したのは初めてで、茨城県つくば市で26日に始まる日本気象学会で発表するという。
◇参考記事:≪節電でヒートアイランド緩和≫(産経新聞 2012年5月16日)
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