【島のお土産】礼文島「穴あき貝」

tanoshimasan

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むっちゃ可愛い!浜で拾える素敵な貝

「いやーん、むっちゃ可愛いやん!」

 とは、筆者が初めてこの貝を知った当時、同じ宿に泊まっていた女の子(関西人)の弁・・・。 (関西のイントネーションで使う「いやーん」は全くセクシーじゃない)礼文島の穴あき貝です。見た目でわかるとおり、貝の真ん中に直径5ミリ程度の穴が開いているのが特徴で、浜辺で拾っては集めている観光客の姿も見ることが出来ます。そこにひもを通して売られていたりもして、お土産としても大人気。自分でも簡単に作れそうなので、女性ウケが良いのは言うまでもありません。礼文島の中でもゴロタ浜が有名です。 礼文島と言えば、浜では貝と同じくらい、打ち上げられた利尻昆布も見かけますが、昆布の原藻は持ち帰る人はいません。価値としては昆布の方が高級なのになぁ・・・。(笑) 

素敵な穴あき貝、その正体は・・・

  さて、そんな穴あき貝ですが、そもそも何で穴が開いているのかと申しますと、かたつむりのごとく、中から外部のようすを伺う・・・とかではありません。むしろその逆。外敵に喰われた結果こうなっているのです。(泣) 犯人はツメタガイと呼ばれる貝で、ヤスリ状の歯舌で外殻を削り捕食すると言われています。自然界の厳しいエピソードを経て、女性に愛されるアクセサリーが出来ているんですね・・・。

  ちなみに穴の開いた貝(捕食された貝)自体は、日本各地の浜でも見れないことはないのですが、不思議と礼文島に限って有名です。「穴あき貝」で検索すると8割以上、礼文島のお話です。個人的には礼文島の浜が拾いやすい点と、穴が綺麗な点が理由だと考えますが・・・。どうなんでしょうね。 そんなエピソードに触れるかどうかはお任せしますが(笑)、お土産にして渡してみてはいかがでしょうか?

       遊歩道から丘陵を眺める。奥には利尻島・利尻富士

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