~ 昨日の名言 2012年4月18日 ~
「勝ててホンマによかった。これでみんな次もノッていけると思う」
「たかが144分の1」の1勝だけど、開幕10試合でたったの2勝、しかも本拠地西武ドームで勝ち星ゼロ(その上、前日は0-13の滅茶苦茶な負けっぷり)のライオンズにとって、4月17日の1勝は特別のモノだったに違いない。
勝利の立役者である3番・中島裕之内野手は、試合前にこう宣言していたのだとか。 「シーズンには勝てない時期が何度かくるもの。それが今きているだけ。ぼくはそう思うんです。だからぼくが(盛り上がる)きっかけをつくりますよ」(サンケイスポーツ2012年4月18日の記事より)
なんかジーンときてしまった。ボクが西鉄時代からのライオンズファンだからというわけではないだろう。長い人生、いい時もあればそうでない時もある。これ、真理である。だったら、腐っていてもショウガナイ。苦しい時こそ前を見て行こう。それも、「ぼくがきっかけをつくる」くらいの筋金入りの明るさで。――中島選手の言葉はそんな風に読めた。
同点タイムリーの中島選手は、試合後、次のように語った。
「勝ててホンマによかった。これでみんな次もノッていけると思う」(同上)
勝負は勝つか負けるか分からない。でも、前向きな気持ちは、持とうと思えば誰だって持てるはず。
この記事を読んで、石巻工業高校野球部のスローガンまで思い出してしまった。「あきらめない街・石巻!!その力に俺たちはなる!!」
がんばろ。
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