小さい頃からパズル大好きな娘が、おもちゃ屋さんで「3×3×3」のルービックキューブを買ってきました。
それがキッカケで私もルービックキューブに興味を持ち、妻からクリスマスと誕生日に、「2×2×2」と「4×4×4」のキューブをプレゼントしてもらい、娘と2人で遊んでいます。
ルービックキューブは、「3×3×3」のものが一般的ですが、大きいものになると「15×15×15」とかも売っています。形も立方体だけでなく、ピラミッド型や正十二面体、球や円柱など様々です。ルービックキューブは競技として公式の大会も行われているほど世界中で人気があり、なんと「3×3×3」完成の世界記録は3秒台という驚異的なタイムとなっています。
今回はそんなルービックキューブの魅力を紹介したいと思います。
3×3×3
最もポピュラーなタイプのルービックキューブです。ほとんどの方が、一度は見たり触ったことがあると思います。ただ、なかなか6面完成できたことのある人はいないのではないでしょうか。
ある記事によると、6面揃えられる人は全世界で6%しかいないとのこと。私も昔ルービックキューブを触ったことはありましたが、1面すら完成したことがありませんでした。
ルービックキューブを解くには、ちゃんと手順を覚えるのが重要になってきます。何の知識もないまま自力で一面ずつ揃えていくのは至難の業です。
それもそのはず、「3×3×3」のキューブは全配置パターンが4325京2003兆2744億8985万6000通りもあり、仮に1秒ずつランダムに配置を変えていった場合、完成までに1兆3千7百億年もかかる計算になるそうです。
ただ、これだけ複雑なルービックキューブですが、理論的には最短で20手以内で完成させられることが分かっています。
上の写真は、ルービックキューブ完成までの第7ステップまでのうち、第1ステップ「下面に白クロスを作る」が完成したところです。キューブを1面ずつ揃えるのではなく、決まったステップを踏むことで効率よく6面を揃えることができます。
1ステップごとに手順を分けて完成できるように練習すれば、最初は手数と時間がかかりますが、誰でもルービックキューブが自力で解けるようになると思います!
4×4×4
「3×3×3」が自力で完成できるようになると、もっと大きなルービックキューブにチャレンジしてみたくなってきます。
上の写真は「4×4×4」のキューブです。
「4×4×4」のキューブは、なんと74載119正6841澗5649溝186穣9874じょ939垓7449京8574兆3360億通りもの配置パターンがあり、「3×3×3」の場合よりもさらに覚える手順が多く複雑になります。
そのように聞くと急にモチベーションが下がってしまいそうですが、ここで1つだけポイントを知っていると一気に難易度が下がります。
実は上の写真の状態を見ると、センターキューブ(真ん中の4つ)の色とエッジキューブ(その隣の2つの)の色が全部揃っており、これらを1つのキューブと見ることで、「3×3×3」のキューブと見ることができます。
そのため、ここまで完成できれば、あとは「3×3×3」の手順を知っていれば、残りは全く同じ手順で6面を揃えることができるというわけです(イレギュラーが2パターンあるので、それは覚える必要がありますが・・・)。
ルービックキューブの魅力
ルービックキューブにもピンキリがありますが、安いものでよければ100均で買うこともできます。そういう意味で、ルービックキューブは誰でも手軽に楽しむことができる遊びです。
小さな子どもでも4~5歳くらいになれば、手先を使ったり色合わせもできるようになります。立体空間を把握しながら手先を器用に使い、効率よく色を揃えていくルービックキューブは、子どもの知育玩具にも最適です。
2020年4月から全国の小学校でプログラミング教育が必修になりましたが、プログラミングに必要とされる論理的思考力を高めるのにもルービックキューブが役立つと言われています。子どもにとって遊び感覚で楽しみながら論理的思考力を身に着けられるのが、ルービックキューブの大きな魅力だと思います。
何よりも、初めて6面完成させてしたときの達成感は計り知れないものがあります。
ぜひ、みなさんもルービックキューブの魅力に触れてみてください。
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