先日、浜松市にあるフラワーパークの「ヒノキの手づくりベンチ」の寄贈式に行ってきました。
このベンチは、我が家を建ててくれたハウスメーカーさん開催の「モノづくり体験イベント」に参加した時に、家の柱や家具などの端材を利用して作ったものです。
自分たちが作ったベンチがいよいよフラワーパークに設置される日が来たのです。
浜松フラワーパーク
フラワーパークは東名浜松西インターからは車で15分、舘山寺スマートインターからは車で5分と、とてもアクセスがいい公園です。フラワーパークの隣には、はまZOO(浜松市動物園)が併設されており、家族で丸1日思いっきり遊べるの場所です!
近くに浜名湖かんざんじ温泉もあるので、泊まりでゆっくり遊びに行くのもいいですね。
「はままつフラワーパーク」は浜名湖畔にある植物園です。
浜名湖畔の自然の地形を活かして作られた園内では、世界一美しい『桜とチューリップの庭園』をはじめ、フジ、バラ、ハナショウブ、花壇を彩る草花などが四季折々に咲き誇り憩いの空間を演出します。
季節毎に趣向を凝らしたテーマ展示を行う大温室「クリスタルパレス」や、水と音楽の「大噴水ショー」、園内を走る観覧乗物「フラワートレイン」も人気。各種イベントのほか、桜の季節やクリスマスシーズンには夜間開園が楽しめます。
我が家では、フラワーパークには夜桜や金魚の品評会を見に何度か来たことがあります。
フラワーパークの夜桜は本当に綺麗で、今年は3/25(木)~4/4(日)の予定で開催されています。18時以降の入園は割引料金で入れるということもありオススメです。
寄贈式
ハウスメーカーさんから、会場までは少し距離があるので園内バスに乗ることを勧められました。でも長男が「歩いて行く!」と言うので当然のように歩くことに。
途中、バスに追い越されて走ってバスを追いかけていく長男。しばらくして走って戻ってきたと思ったら、また次のバスを走って追いかけて行きました。元気すぎです・・・。
会場に着いても、ひたすら走り回っています。
ちなみにこちらが式典のステージ。右奥にある背もたれ付のベンチが、我が家が半年前に作ったベンチです!
式典が始まると、司会の方から今回のベンチ寄贈の経緯が説明されました。
・浜松フラワーパークは、浜名湖畔の起伏に富んだ自然の地形を利用して作られた施設
・昨今のユニバーサルデザインの一環で、園内周遊バスやスロープカー(昇降機)の運行、休憩所の設置を進めている
・今回は新しく建てられた休憩所内にベンチを設置し、来園者が休憩するための設備として使いたい
これまでは捨てられていたヒノキ端材を利用して、一本の木を丸ごと無駄なく有効活用しようという地元ハウスメーカーさんの取り組みと目的が一致して、今回のベンチの寄贈に至ったということでした。
自分たちが作ったヒノキのベンチに座って記念撮影。たまたま通りかかった来園者の方たちも記念撮影に交じって、その後ゆっくりベンチに座ってくつろいでいきました。
式典が終わった後は、式典に出席されていたフラワーパーク理事長の塚本こなみさんに、長男が自分が好きな樹木について色々と質問をしていました。
樹木だけでなく花やきのこにも興味のある長男に関心を持ってくださり、「大きくなったらぜひフラワーパークで働いてね。」と優しく声をかけてくださいました。
地元材を無駄なく使うことの価値
今回のヒノキ端材を有効活用して作ったベンチの寄贈は、ハウスメーカーさんの「JAPAN WOOD PROJECT」という活動の一環で行われたものでした。
・1本の木をまるまる無駄なく使うことによって、そこから生まれる製品としての付加価値が向上し、木の買取価格の上昇として地元林業へ還元される
・地元林業が活性化し放置されていた山の整備が進むことで、土砂崩れによる防災にも繋がる
・端材を減らすことでゴミの排出量を少なくし、二酸化炭素排出等の環境負荷を減らすことができる
・端材が国産材として価値のある製品に生まれ変わることで、人々の暮らしを豊かなものにできる
今回のイベントを通じて、これまでは価値のなかった端材が、様々な付加価値を生み出し、それが地域や社会に貢献していくお手伝いができて良かったです。
本日のもう一つのお目当て
実は、この日はもう一つの目的(長男の)がありました。
以前に来たときはなかったスロープカーに乗って目的地に向かいます。
このスロープカーも、ユニバーサルデザイン化の一環として設置されたものです。
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