身近なマークについて理解を深める
日常にあふれているピクトグラムを紹介した本です。
ピクトグラム(英語: pictogram)あるいはピクトグラフ(英語: pictograph)とは、一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、何らかの情報や注意を示すために表示される視覚記号(サイン)の一つである。地と図に明度差のある2色を用いて、表したい概念を単純な図として表現する技法が用いられる。様々なマークが数多く存在する。
一般的に広く使われているだけあって、美しいマークが多く、マークが作られたきっかけなども知ることが出来ます。
なぜ美しいのかを考えると、シンプルで、文字が無くても理解できる点だと思います。
この本で個人的に好きなマークは『伝統マーク』です。
伝統の『伝』と日本の心を表す赤丸を組み合わせています。
国内旅行でお土産を買った際に、伝統工芸だと思って買ったものが実はまったく違う場所で作られているということがないように、貼られているそうです。
いちいち産地を確認しないでも、このマークを見れば下記要件が満たされているというのがいいです。
1.主として日常生活で使われるもの
2.製造の主な部分が手作り
3.伝統的な技術・技法によって製造
4.伝統的に使用されてきた原材料
5.一定の地域で産地を形成
マークの秘密がわかる本(P.132)
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