受付の内部から釜石大観音の内部のらせん階段へ入り、こちらを登っていくことで観音様の上部から釜石の景色を眺めることができます。
下の子を背負いながらひたすらに階段を昇っていき、外の景色が見える部分まで進みました。
大観音上部から見た釜石の風景は天候の問題もあり、全体を綺麗に見渡すことができませんでしたが、それでも美しい港町の釜石の眺めを満喫することができました。
釜石大観音への訪問後は奇跡の一本松へ向かいますが、道中の「かき小屋 広田湾」さんで昼食をとりました。
食事の後はこのツアーの最後の目的地である奇跡の一本松へ向かいます。
「かき小屋 広田湾」さんからはとても近い位置でしたので、少し車を走らせて奇跡の一本松茶屋の駐車場に到着しました。
奇跡の一本松の付近まで近づくとその存在感はとても印象深く半壊した陸前高田ユースホステルとともに震災の記憶を物語る存在だなと感じました。
すでに枯死してしまっているとはいえ、あの震災の津波の中を一本だけなぎ倒されずに耐えしのいで立っていたということは名前の通り奇跡を感じずにはいられません。
また震災遺構のモニュメントとしてこの一本松へ訪問する人々も数多くいると思いますので、復興に対しても大きな役割を果たしていると思います。
自分も以前から訪問したいと思っていましたが、ようやく訪れることができ、実際に見ることができ感慨深いものがありました。
最終日
最終日は大船渡温泉をチェックアウトした後、そのまま盛岡駅に戻り新幹線で帰路につきました。
最後まで、大きな天候の崩れがなく旅行ができたことはとてもよかったと思います。
今回のツアーを通じて感じたもの
今回のツアーは下の子がまだ小さく、いろいろな場所に訪問することは難しかったものの、復興の希望のシンボルとなる奇跡の一本松をはじめとして、今まで訪れることができなかった場所に訪問することができました。
また今回のツアーの目的の一つとして現地の方のお話をお伺いしたいと思っていましたが、プランとしてじっくり現地の方のお話をお伺いするような予定を組み込んでいなかったものの、道の駅たろうに立ち寄った際に、施設内を見学している時に現地の方が話しかけてくださって、「この辺も全部波にさらわれちゃってねー、大変だったですよ。」と震災時の大変さと「でも、こういうの(道の駅)もできてきて
ねー、少しずつよくなってきたよー」と少し嬉しそうにお話してくださいました。
復興が進む中、心のよりどころになるようなシンボルとしての存在はとても大きなもので、その場所へ訪問したい観光客もいれば、その場所で頑張って復興を進めている人たちもいて、そういった人たちを結び付けてくれる役割もあるのだな、と改めて感じました。
自分ができることなど微力ですが、少しでも自分の周りの人にツアーで見てきたことや感じたことを伝えて、少しでもこの地を訪れたいという人が増えればと思いました。
費用
交通費:120,496円
(内訳)
・自宅から函南駅へのタクシー代 1,700円
・函南駅 ⇒ 盛岡駅 42,720円
・レンタカー代金 26,460円
・レンタカーガソリン代金 4,156円
・高速道路通行料金 1,170円
・盛岡駅 ⇒ 函南駅 42,720円
・函南駅から自宅へのタクシー代 1,570円
食費:19,522円
(内訳)
・1日目 朝食(駅弁) 3,500円
・1日目 昼食(小岩井農場) 5,020円
・2日目 昼食(道の駅たろう) 3,320円
・3日目 昼食(かき小屋広田湾) 5,022円
・4日目 昼食(駅弁) 2,660円
宿泊費:87,570円
(内訳)
・1日目 愛隣館 35,075円
・2日目 ホテル近江屋 20,995円
・3日目 大船渡温泉 31,500円
その他・入園料等:25,500円
(内訳)
・1日目 小岩井農場 1,900円
・2日目 龍泉洞入場料 2,500円
・3日目 釜石大観音拝観料 1,100円
・おこずかい(お土産等購入) 20,000円
合計: 253,088円
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