地産地消、静岡野菜で作る焼きしゃぶ!料理男子 with 幼なじみ ~学宿(まなやど)~

jina

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週末に次男の幼なじみが泊まりにきました。小学校6年生と小学校4年生の兄弟。毎回我が家のお泊りは「料理づくり」がセットです。

泊まりに来たお友達みんなにも料理づくりをしてもらいます。

今夜の献立は「焼きしゃぶ」!

豆乳しゃぶしゃぶ、ポン酢でしゃぶしゃぶ、大根おろしでしゃぶしゃぶ・・・色々な味を楽しめるしゃぶしゃぶ。楽しいしあったまるぅ。

今日のメインは、焼肉としゃぶしゃぶを同時に楽しめる「焼きしゃぶ」にチャレンジ!

メインも副菜も含めて、すべて子どもたちが作ります。

溶岩プレートで焼いてからしゃぶしゃぶする大根スライス、シャキシャキおいしい!
溶岩プレートで焼いてからしゃぶしゃぶする大根スライス、シャキシャキおいしい!

食育「なぜ、地産地消がいいのかな?」

地産地消とは、国内の地域で生産された農林水産物(食用に供されるものに限る。)を、その生産された地域内において消費する取組です。食料自給率の向上に加え、直売所や加工の取組などを通じて、6次産業化にもつながるものです。

農林水産省

Q 母ドン
・なぜ、地産地消がいいのかな?

子どもたち「え~わかんない」「おいしいから?」

A 母ドン
・そう!新鮮でおいしいよね!
・食べものを作った人(生産者)に作り方(生産状況)を直接聞ける(確認)から安心だよね
・旬を知ることができるね、旬の食べものは栄養がたっぷりだから積極的に食べれば病気をしないで健康でいられるね
・食べ物を作った町の人が食べてくれれば、食べ物を運ぶお金(流通コスト)がかからなくていいね
・食べ物を運ばなくてよければ、排気ガスもでなくて環境にやさしいよね(輸送にかかるエネルギーやCO2排出が抑えられる)

農林水産省では、雇用と所得を確保し、若者や子供も集落に定住できる社会を構築するため、農林漁業生産と加工・販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出を促進するなど、農林漁業の6次産業化を推進しています。

このページでは、6次産業化に取り組みたいと考える皆様に必要な情報を掲載しています。

農林水産省

「知る」って、おいしい。

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「おいしい」には多くの生産者の愛と情熱が詰まっている。
そんな「気づき」は、あなたの毎日をもっと美味しくするかもしれません。
あなたの新しい気づきに、日本各地の生産者106組がハッピーバースデーを大合唱!今日からの食事がもっと美味しくなる。

日本の食料自給率と食料自給力

食料自給率の推移
食料自給率の推移

www.maff.go.jp

◆ 食料自給率
○ 品目別自給率 → 重量
○ 総合食料自給率 → 共通のものさし(単位)で計算
・ カロリーベース(熱量で換算)=カロリー
・ 生産額ベース = 金額

食料自給率にも2種類あって、ひとつは品目別で計算され、さらにその一方は生産金額とカロリーの2種で計算されているようです。

「日本は食料自給率が低い」という大ざっぱな認識しか私にはなく、毎年低下傾向であるという意識もありませんでした。のんきなものです。

我が国が、他国に食料依存度が非常に高いこと、その危機感を親の私が持たなければ、子どもに危機感など伝えられるわけがありません。

食料自給率とは、国内の食料消費が、国産でどの程度賄えているかを示す指標です。
その示し方については、単純に重量で計算することができる品目別自給率と、食料全体について共通の「ものさし」で単位を揃えることにより計算する総合食料自給率の2種類があります。このうち、総合食料自給率は、熱量で換算するカロリーベースと金額で換算する生産額ベースがあり、2つの指標とも長期的に低下傾向で推移しています。

食料自給率とは

食料自給力とは
食料自給力とは

www.maff.go.jp

食料自給力の維持向上に向けて
食料自給力の維持向上に向けて

www.maff.go.jp

◆ 食料自給力=我が国の潜在生産能力

食料自給力も近年低下傾向。食料自給力をあげるためには、私たち消費者の「選択」がキーだ。

私たちが安いからと言って外国産のお魚ばかり食べたり、外国産のお野菜を選んで食べることで、食料自給力を下げているのかもしれない。

食材の原産国が分からないコンビニ弁当や、食材の安全性が不明な飲食店で毎回食事をすることで、地元の野菜や近海のお魚にこだわったお弁当屋さんやレストランはつぶれてしまうかもしれない。

私たちが他国の食料を安い安いと食べることで、その国は食糧不足に陥っているかもしれない。私たちの選択が日本の農家や漁師の存続に関わっているのかもしれない。

何を買って、何を食べるのか。目先の安さや手軽さだけに気を取られず、子どもたちのその子どもたち、千年先は想像できなくても、100年先のことならイメージできるだろう。その上で「選択」したい。

未来を思う「選択」の姿を未来を担う子どもたちに見せていこう。偏らず柔軟に。

食料自給力とは、「我が国農林水産業が有する食料の潜在生産能力」を表すものです。
食料自給力は、農産物は農地・農業用水等の農業資源、農業技術、農業就業者から、水産物は潜在的生産量、漁業就業者から構成されます。

食料自給力とは

準備、カセットコンロ「炉ばた大将・炙り屋」

カセットコンロと言えばイワタニですが、通常のカセットコンロだけではなく、焼鳥や焼肉が焼けるカセットコンロや、煮込み料理ができるカセットコンロも販売されています。

我が家で大活躍中の岩谷産業製品「炉ばた大将・炙り屋」、室内でも室外でも使えて便利!自宅で炉ばた気分が味わえます。

溶岩プレートで焼いたお肉はアッツ熱です。

 カセットガス 炉ばた焼器 炙りや CB-ABR-1 イワタニ Iwatani 0003155【カセットこんろ 本格】【感謝祭】|イワタニアイコレクト
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材料と作り方

◆焼きしゃぶ
・白菜(食べやすい大きさにカット)
・大根(ピーラーで20~30cmの長さにスライス)
・太ネギ(食べやすい大きさにカット)
・水菜(食べやすい大きさにカット)
・豚しゃぶしゃぶ肉 適量
・コムタンエキス 適量
・お豆腐 適量
・熊本産乾燥野菜大根葉(しめ用)
・おいしい防災食らーめん(しめ用)
・たまご(しめ用)
・ごはん(しめ用)
・とろけるチーズ(しめ用)

[作り方]
・コムタンエキスで鍋の汁をつくっておく
・カセットコンロ炙り屋大将の準備
・野菜も肉も焼いてもよし、そのまましゃぶしゃぶして食べてもよし

最寄りスーパーの静岡野菜たち
最寄りスーパーの静岡野菜たち
地元若木やの豆腐
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非常食のラーメン
非常食のラーメン
熊本益城町でゲットした乾燥野菜、便利です
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非常食のラーメンで作った「しめのラーメン」
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熊本の乾燥野菜で作った「しめのリゾット」チーズ入ってます!
熊本の乾燥野菜で作った「しめのリゾット」チーズ入ってます!

◆芽キャベツの素揚げ
・芽キャベツ 適量
・オリーブオイル 適量
・塩 少々

[作り方]
・芽キャベツを5分塩水でつけた後念入りにあらう(農薬除去)
・サラダスピナーで水分をとばす
・キッチンペーパーで水分を吸収
・オリーブオイルで焼き揚げ
・塩を味をみながら振りかける

静岡産芽キャベツ
静岡産芽キャベツ

◆タコとホタテのマリネ
・タコ 適量
・生ホタテ 適量
・モッツァレラチーズ 適量
・オリーブオイル 適量
・阿蘇バジルペースト 適量

[作り方]
・タコとホタテをよく洗う
・タコとホタテを1~2cm角にカット
・オリーブオイルとバジルペーストを加えてあえる

たこは北海道産です
たこは北海道産です

お楽しみ、ポップコーン大会

ポップコーンメーカー、ドンキで買いました!
ポップコーンメーカー、ドンキで買いました!
男子はポップコーン好き?
男子はポップコーン好き?
出来上がり~
出来上がり~

食育を終えて

地産地消もよいけれど、被災したエリアの食品も消費したい、そんなハイブリッドな感覚を子どもたちに身につけてほしい。

絶対地産地消じゃなきゃダメ、絶対に国産じゃなきゃダメ、絶対に有機野菜でなくてはダメ、絶対に料理は手抜きしてはダメだとか、あれもダメこれもダメだと自分に細かなしばりを増やすのではなく、あくまでもどんな「食」のあり方も認めつつ、自分なりの答えを持って、自分に合った「食」を選択して欲しい。

食から学ぶ「選択の力」、人生は選択の繰り返しだから、考えをかたよらせず、バランスよく生きて欲しいと願う母ドンです。

最終更新:

コメント(8

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  • B

    baikinman

    子どもがご飯を作りたいと思う環境づくりが大切だと思いました。

    こうやって楽しく作るために、ちょっと変わったカセットコンロを買ってみたり、工夫されているところが素敵です。

    ただ一緒に作るだけでなく、環境を変えてみたり、面白い道具を買ってみたり、親がやれることは多いですね。

    • J

      jina

      そう、子供が楽しめるグッズの工夫は料理キッズに仕向けるための必須事項です。先日は中古でチーズフォンデュの機械を450円でゲットしたので、冬休みの楽しみに取ってあります。

    • P

      pamapama

      >あくまでもどんな「食」のあり方も認めつつ、自分なりの答えを持って、自分に合った「食」を選択して欲しい。
      いいですね!そうですよね!
      あとやっぱり買い出しは「あおき」ですよね!近所に進出してほしいので初詣でお願いしてきます(笑)。

      • J

        jina

        私もあおきなしでは生きていけないヘビーユーザーです(^-^)お野菜とお肉が特にグット。私も初詣でスーパーあおきの発展を祈ってきます( ̄ー ̄)

      • C

        cha_chan

        料理男子!素敵ですね。記事を読ませていただいて、我が家も子供が小さいうちから料理を一緒にしたいと思いました。生きる力を身に着け、食育として食べ物を大事にすること、命をいただくことへの感謝の気持ちを養うことをしていきたいです。

        自宅の庭はけっして広くありませんが、小さな畑で色々な野菜を作っています。子供たちは畑の野菜の成長を観察して楽しんでいるようです。収穫は子供の仕事です。そして、やはり家で採れた野菜は美味しいです!プチ自給自足です。

        よく妻が、野菜などの食べ物は住まいから30km圏内で採れたものが、自分の体に合っていて体に良いと言います。そういえば私たちの祖先は、大昔に住んでいる近くで狩りをしたり、そこで育てた作物を食べて生活していたはずです。長い歴史で考えると、地産地消でないものを食べるようになったのはつい最近のことで、自分たちの体には合っていないように思います。

        • J

          jina

          素敵な奥様です。お子様の生きる力と健康も考えてプチ自給自足をされているのだと思います!まさに食育です。

        • A

          akaheru

          私のかみさんの実家が畑の広がる素敵なところで、たまに帰省すると近所のおじいちゃん、おばあちゃんから野菜をもらうことが少なくありません。「どうせ食べきれないから持って帰れ」といった具合に。

          ありがたくいただき持って帰って食べてみると、やっぱりスーパーで買うそれとは全然違うのです。(特に自分は取れたてのキュウリが大好きです。初めて食べたときは「新鮮なキュウリって硬くないんだ!」とびっくりした記憶があります)

          取れたての野菜を食べることがどれほど贅沢なことか!そのありがたみを認識することも地産地消促進の鍵の一つになるのかもしれませんね。

          • J

            jina

            新鮮野菜をいただける環境は贅沢ですね。とくにきゅうりはシャキシャキしておいしそう。もろきゅうにして食べたいですね。(飲みたい)