今飲んでいる薬、実は無駄かもしれない!
「ガイドライン」と呼ばれる医療の手順書が存在し、医者はそれに沿って診察をしているそうです。
確かに、血圧や血糖値など基準値が存在し、そこを超えると薬の処方が始まります。
しかし、年齢が考慮されておらず、患者ではなく数値を見て薬が投与されるそうなので、現在は年をとって当たり前に数値が変わることも病気にされて、薬を処方されることがあるようです。
大量に薬を飲むことで、いろいろな副作用が出て苦しむという悪循環に陥ってしまうにもかかわらず、今飲んでいる薬に疑問を抱かずに飲み続ける人が多い事実は考えもしませんでした。
処方された薬に疑問を持たないということは、自分にも当てはまることでした。
大量に処方された薬が無駄だったかもしれないことについて、恐ろしく感じました。
そのほかにも、医者や製薬会社、薬剤師など薬を取り巻く人たちの「実は・・・」という部分が書かれており、薬について考えさせられる本です。
この本を読んで、病気を見つけて大量の薬を処方する今の医療に、疑問を持つことが必要なのだと思いました。
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