3月31日に予定されていたセンバツ甲子園の決勝戦は4月1日に順延になりました。
この順延は雨天順延ではなく、悪天候が理由の順延です。この日は1日天気の回復が見込めないことから、『決勝戦という晴れの舞台を悪天候の中で強いるのは酷』という理由からです。いろいろな事情から順延はなかなか難しいのですが、すばらしい判断ですね。粋な計らいです。
そして4月1日、決勝戦が行われました。
決勝戦、始まる!
大阪桐蔭、藤原くん(2年)の先頭打者ホームランで始まり、2回には7番坂之下くんのホームランで追加点。そして6回にまたまた藤原くん、この日2本目のホームラン!センバツ決勝での2本塁打は史上初です。藤原くんはこの日までの4試合は19打数2安打で打率は.105。ここまでの不調が嘘のようなすばらしいホームランでした。
大阪桐蔭のエース徳山くんはスライダーのコントロールが抜群で5回まで強力打線の履正社をノーヒットに抑える圧巻のピッチングでした。
試合は終始大阪桐蔭のペースで進み、このまま終わってしまうのかと思いましたが、さすが神宮覇者。終盤8回に4本のヒットで試合を振り出しに戻しました。
しかし最終回、大阪桐蔭はヒットと犠打で1死2塁という場面で大阪桐蔭・西谷監督はここまで好投していた徳山くんの打順で代打西島くんを送り出します。采配はズバリ的中、西島くんはレフトスタンドへ飛び込む2ランホームランを放ちました。履正社のエース竹田くんは何とかこの2点で食い止めたかったのですが、さらに4連打を浴び最終回一気に5点を奪われてしまいました。
9回裏、履正社は1死1,2塁のチャンスを作りますが無得点。大阪桐蔭が8-3で履正社を下しセンバツを制しました。
大阪桐蔭 110 001 005 | 8
履正社 000 000 030 | 3
決勝戦にふさわしい、とても見ごたえある試合でした。
秋季大会のリベンジを果たす
実は大阪桐蔭と履正社は秋の大阪大会の準決勝で戦っています。
大阪桐蔭 100 000 300 | 4
履正社 010 303 00X | 7
[2016年10月15日]
大阪桐蔭はこのときの借りを大舞台できっちり返しました。
閉会式に唖然...
すばらしい試合で幕を閉じた第89回のセンバツでしたが、閉会式はがっかりでした。
高野連の越智隆弘副会長が大会を振り返ったときに、福岡大大濠(ふくおかだいおおほり)を『ふくおかだいだいごう』と何度も間違えてしまいます。さらに閉会の挨拶では大会会長の丸山昌宏毎日新聞社社長が8回に追いつかれた大阪桐蔭を最終回に追いつかれたと間違い、さらに大阪桐蔭を桐蔭高校と連呼。
丸山毎日新聞社社長の発言はともかくとして、高野連の越智隆弘副会長の間違いはどうなのかと。。たしかに読みにくい漢字で、そう読みたくなる気持ちもわからなくはないですが。。一般の人が間違えるのならともかく、高野連の副会長が間違えてはいけません。なにより福岡大大濠に失礼ですよね。。
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