ゴールデンウィークに石巻からとてもうれしい知らせが届きました。涙が出てしまうくらいうれしい知らせでした。
石巻のパン屋さんからFacebookで最初に届いたメッセージは、
待ってた南の粉が来ました!
というもの。くまモンのイラストがあしらわれた小麦粉の袋の写真もそえられて。
このお知らせのなかみが、うれしくてうれしくて、泣きたくなるほどうれしい話だったのです。パン工房 ficelleさんからのメッセージを元に伝えさせていただきます。
熊本地震が起きた時、「何とかしたい」という思いを東北の人たちみんなが思いました。助けてくれた人に恩返ししたいと切実に考えました。そしてたくさんの人たちが地震で傷ついた九州のために行動を起こしました。
5年前の震災以降、東北に移り住んだ若者たちも思いは同じです。しかし、若い彼等がおかれている現実は想像以上に厳しいものなのです。給料が安さに致し方なく、東北の生活を引き払うという選択を迫られている人はたくさんいます。私の周りにも、泣く泣く東北を離れていった若者が何人もいます。二重ローンを抱えながら頑張っている人もいるそうです。
九州のために何とかしたい。その思いは痛いほどなのですが、寄付したくてもそのお金がない。きっと本当は、いますぐにでも飛んでいきたいくらな気持ちの人もたくさんいると思いますが、行きたくても行けない。
何かしたい、何もできないという苦しい声を結構聞きました
ficelleだから、小さい店だから、出来る応援の仕方。それが熊本の地粉を取り寄せてパンを焼くこと。焼いたパンを石巻の人たちに食べてもらうこと。
食卓にいつでも置いていただけるよう、丸パン(テーブルパン)にします、毎日、食べれるならそこから、寄付できるのであれば、皆様にも負担は少ないはずですし、被災地の応援もできます!
こちらの売り上げは全額、寄付金として熊本に送りたいと思います
毎日食べてもらえるように丸パンにする……。だめです。パン屋さんのメッセージを書き写しながら、また泣いてしまいそうです。
パン工房 ficelleさんと仲間たちが知恵を出し合って、焼き上げて、可愛らしいくまモンのイラストのプライスボードも書いてもらって作り上げた、やさしいやさしい応援のかたち。
きっと九州の人たちにちゃんと届くことでしょう。
おひとつ¥200とさせて頂きます!
手ごねで全て作っております、1日の生産数には限りがございます、ご了承くださいませ
何卒、よろしくお願い致します!
石巻を訪れることがあったなら、ぜひパン工房 ficelleさんの美味しくてやさしいパンをお求め下さい。私からもこころを込めて、よろしくお願い致します!
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