神戸市新長田の大正筋商店街の震災ミュージアムに展示されたパネルから、ボランティア活動に参加する際の心得を紹介します。服装や活動のルールといった事柄よりももっと基本的で大切な心得についての指摘です。
現地に入ってみると、テレビなどで伝えられる状況とは状況が違っていることがある。現地のニーズと自分の思いのギャップを埋めることからボランティア活動は始まる。
ボランティアと地元の人たちとの間にトラブルが発生することがある。ボランティアリーダー同士の対立もある。人に関わる活動だという当たり前のことを再認識する場面も多々ある。
ボランティアに絶対はない。そして嫌われるボランティア像。
震災後、長期にわたってボランティアと協働し、ボランティアに「ありがとう!」の声を送り続けた神戸の人たちの言葉です。「ありがとう!」の気持ちと同じく、これも本当の声だと思います。ボランティアに参加するときには心の準備を大切にしましょう。
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