地下水バイパス 通算89回目の海洋排水を終了。排出量は1,722トン
※地下水バイパス一時貯留タンクグループ3の当社および第三者機関による分析結果[採取日10月29日]については同等の値であり、ともに運用目標値を満足していることを確認したことから、11月11日午前9時55分より海洋への排水を開始。なお、排水状況については、午前10時に漏えい等の異常がないことを確認。(既出)
その後、午後4時48分に排水を停止。排水停止状態に異常がないことを確認。排水量は1,722m3。
H4,H6エリアタンク周辺観測孔(周辺排水路含む)の状況、タンクパトロール結果
◆最新のパトロール
11月11日のタンクエリアパトロールや汚染水タンク水位計による常時監視において、漏えい等の異常がないことを確認。
◆H4エリア
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
H4エリア周辺地下水【E-1】全ベータ濃度(単位:Bq/L)
採取日 11/3 11/4 11/5 11/6 11/7 11/8 11/9 11/10
E-1 1,900 2,800 4,300 3,100 3,700 3,700 3,300 3,800
浪江雨量(mm) 0.0 0.0 18.5 0.0 0.5 7.5 8.5 5.0
◆H6エリア
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
H6エリア周辺地下水【G-1】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 11/3 11/4 11/5 11/6 11/7 11/8 11/9 11/10
G-1 350 160 160 200 140 160 230 150
浪江雨量(mm) 0.0 0.0 18.5 0.0 0.5 7.5 8.5 5.0
H6エリア周辺地下水【G-2】トリチウム濃度(単位:Bq/L)
採取日 11/3 11/4 11/5 11/6 11/7 11/8 11/9 11/10
G-2 1,900 590 390 490 400 430 590 2,000
浪江雨量(mm) 0.0 0.0 18.5 0.0 0.5 7.5 8.5 5.0
【注目点】トリチウム濃度を変化は、原因を推定するのさえ困難だ。
1~4号機タービン建屋東側
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
地下貯水槽
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
1~3号機放水路
◎日報に新規事項の記載なし
K排水路
11月10日採取の分析結果については、先日の分析結果から降雨の影響により、一時的に値が上昇。引き続き、監視を継続する。
※昨日分「2015年11月11日 今日の東電プレスリリース」で既報
11月11日採取の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
関連データ(東京電力以外のサイト)
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