津波被害を受けた南三陸町で海水浴ができるビーチの再開に力を尽くしたり、こどもたちために本物のサンタクロースを招致したり、マンモス防潮堤の問題点を訴えたり、昨年の8月豪雨で大きな被害を受けた広島で救援活動を行ったり、まさに八面六臂の活動を展開してきた勝又三成さんはじめ「TSUNAGARI」のメンバーが【ネパール地震支援隊】として現地入りしています。
ニュースとして伝えられることが少なくなる中、支援のために直接現地に入った勝又さんたちが送ってくれる、肌で感じた情報は貴重です。たとえば、被災地のど真ん中に残ったホテルに入った時のFacebook記事。
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昨日(2015年5月18日) 0:54 · ネパール ·
【ネパール地震支援隊】
ダーディン地区のHotelに入ったのだが
これはまずい
被災地のど真ん中 周りは崩れたビルばかり
ここに泊まると決まった時から
外で寝泊まりする沢山の人たちの気持ちが本気でわかってきた。
いつ崩れるかわからない Hotel
僕はあの3.11を思い出しトカトカするし、子どもまでみんな外で寝る気持ちが本当にわかった。
Hotelで泊まるのは 無理だ
怖い。
Aryalの友達の家の二階を解放してもらい、〔ここの住民は外でテント〕床に寝かせてもらう事にした。
これは やばい。みんなの不安が急に心に突き刺さる。
昨日までのHotelに慣れて安心してしまっていた。
ここは とんでもない被災地だ。
電気もほぼなく 田んぼの横に
テント
ホタルが沢山飛んでいる。
被災地のど真ん中
震える人々
そっと照らす沢山のホタルの光。
明日から 自分らのドームテント用意しようかな。
大地震 きませんように。
今 沢山の人が 大きな避難所公園に荷物持って移動していたり
Hotelの一階のフリースペース〔外〕に続々 人が集まっている。
応援 よろしく! 怖いけど
3.11思い出すけど
今日も沢山の人をげんきつけれた。
安全に頑張る。
TSUNAGARI
Tsunagariつながり - 【ネパール地震支援隊】ダーディン地区のHotelに入ったのだがこれはまずい... | Facebook
4月25日の地震の直後に海外の通信社などからのリポートで必ず触れられていたこと。地震を逃れた地元の人たちは、みんな屋外で寝起きしている――。
その現実が、現地入りした勝又さんの肉声として伝わってきます。いつ襲ってくるか分からない余震の危険を感じながら、レンガ造りの建物の中にいる恐怖が自分のものとして理解できます。少なくとも理解することに近づくことができると思うのです。
現地の写真もたくさん掲載されています!
跡形もなくなった町中の建物の様子、崩壊しかけた建物、厳しいインフラの状況、そんな厳しい状況の中でも笑顔を見せてくれるこどもたち。
プロの記者には撮ることのできない写真、汗を流すために、握手をするために、笑顔を伝えるために現地入りした人たちだからこその言葉があふれています。
ぜひ、「TSUNAGARI」のFacebookをご覧ください!
スピード感ある支援が求められています!
大地震から約4週間、現地は食料と仮の住居の問題が深刻です。災害時の支援物資として「トタン板」が不可欠だなんて、これまでの国内の災害ではほとんど聞いたことがないでしょう。しかし、倒壊というよりも、粉々というほかない、壁も天井も屋根も崩れ落ちた現地の写真を見れば、仮の住まいに使うためのトタン板がどれほど求められているのかが理解できます。それもアタマでではなく、実感をともなって。
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昨日(2015年5月18日) 12:10 · ネパール ·
【ネパール地震支援隊】
ネパール ダーディン マイディー地区
アリヤルの生まれた集落
ここも大被害の様子
いまから物資配布と調査
3時間かけて向かいます。
今夜は野宿になりそうだ。
どこにいっても子どもは可愛い。
癒される。
言葉の壁は大きい。
最低 英語は話せないと話しにならない。
250〜300名の困っている被災者集落を今日明日支援にはいります。
膨大な数の支援物資 資金に頭を悩ませてます。
ネパール支援金 力貸してください。
米の依頼もありますが、2500キロ
25キロ 1000ルピー 1200円
トタン 8枚セット 10000ルピー
3.11のあの時 世界中の人に助けてもらった【恩】 感謝
日本人として忘れてはならない。
こういう時だからこそ
他人ごとじゃなく 自分ごとだと思い動き出そう。
困った時はお互い様精神で。
www.tsunagari-project.com
支援金大募集です。
TSUNAGARI
現地入りして以降、「TSUNAGARI」のFacebookは頻繁に情報が更新されています。見ればいつでも現地のことが近くに思えてくるはずです。
必見です。震災の経験者だから、被災地のケアに人生を投じている人たちが見た光景だから、4年間ずっと支援に明け暮れてきた人たちが必要に迫られて送ってくる情報だから、必見なのです。多くの人にシェアしてほしい情報です。
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