南三陸町でビーチの復活に取り組む勝又三成さんからステキなメッセージ。
長須賀海水浴場復活大作戦の様子が短編映画になりました。
未来への「つながり」
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ビーチ復活にかけるこども達の姿と思い、地元の大人たちの言葉、砂浜に埋もれた大量の漂着物。かつてスタッフが話してくれたのを思い出す。
「海にあったもの、陸地にあったもののすべてが、ごちゃまぜになって砂浜に埋もれていた」
拾う。掘り出す。引っ張りだす。カゴをふるいにして漂着物と砂をより分ける。小さなこどもも、地元の若者達も、町外、全国からやってきたボランティアたちも。
そしてビーチ復活。映画の中で語られる言葉がぐっときます。
「我が子が、自分が生まれ育ったこの砂浜で、我が子が遊ぶ姿を見ると、海水浴場を取り戻したなって」
「海で遊ぶってことが分からない子が、いまの子にはいるみたいなんですね。でも、やっぱりここにいるんだから、大人になった時、自分の海を自慢できる大人になってほしいと思います」
しかし、ビーチクリーンを行った砂浜も、夏が過ぎ3カ月もすると、ふたたび大量の漂着物が流れ着き……。
「でも、こども達ができるかもしれないと言っている。自分がリーダーになって仕切っていきたい。そういった目標まで持ち始めている。でもまだまだ大変なんですけどね」
全国からボランティアとしてやってきた人、全国からこの浜を応援してくれた人たち。みんなにとって、長須賀が第二のふる里のようになる。地元の人たち、こどもたちがいっしょになって、ビーチを未来に残していく――。
それが、未来への「つながり」
地元の人たちの声、こども達の姿。ぜひご覧下さい。
南三陸の銘品「絆ロールケーキ」を作ってるくりちゃんも登場してますよ!
文●井上良太
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