プロ野球の選手別応援歌が好き【素人ライターの備忘録】

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♪長く険しい 荒れた途こそ
 打撃道昇り詰めろ 誇り高き師を胸に

2002年、今は無き大阪近鉄バファローズにドラフト7位で入団した大西選手(現在は引退)。入団当初は俊足堅守の触れ込みで、バッティングは期待されていませんでした。ところが、当時の打撃コーチだった鈴木貴久の熱心な指導のおかげもあり、徐々に大西選手のバッティング力が向上。2人の師弟関係はファンの間でも有名になり、結果、彼は若くしてレギュラー争いに加わることができたのです。

しかし、大西選手が2年目のシーズンを迎えた2004年5月17日にその鈴木コーチが急逝。熱心なマンツーマン指導を受けていた大西選手は、梨田監督の計らいで急逝後の数試合、それまで不動だった大村直之選手にかわり、1番バッターを務めました。

この応援歌は、開花寸前だった大西選手へ向けて作られました。「打撃道昇り詰めろ」「誇り高き師を胸に」のフレーズには、そんな2人のエピソードが込められているのです。

若手選手テーマ(千葉ロッテ)

♪汗をかいて涙を流し 挫けずに頑張ってみろよ
 そしたら明日への答えが 見えてくるだろう

千葉ロッテマリーンズで、まだ個別の応援歌が与えられていない若手選手が出場した場合に歌われる応援歌です。野球経験者の僕からすれば、プロ野球選手の時点で十分スゴいのですが、1軍のグラウンドに立てる選手は、チームの半数以下。激しい競争を勝ち抜かなければならない、厳しい世界です。

この応援歌は、そんな数少ないチャンスを掴んだ若手へのエールになっています。歌詞から伝わるガムシャラ感が若手らしくてイイですね!

ピッチャー汎用(広島)

♪振らな何も 始まらないから
 強気で一か八か フルスイング

広島東洋カープの投手が打席に立った際に演奏される「投手テーマ」です。通常、ピッチャーはバッティングが期待されないものですが、だからこそ、この歌詞が秀逸です。

時には打順調整などで、戦略的にわざと三振をしたりするのが投手の打席。もともとバッティング練習に努める時間も少ないでしょうし、積極的に打ちにいくことは多くありません。しかし、いくらそれが戦術とは言え、わざとアウトになる……という姿勢は、賛否両論があるでしょう。そんなとき、この応援歌を聞くと「良いなぁ」と思ってしまいます。単純な歌詞ですが、応援する側のメッセージが読み取れます。

“振らないと“を口語調で「振らな」と言っているのもイイですね。

まとめ

いかがでしょうか。個人的に歌詞が好きな応援歌をピックアップしてみました。

実際に球場で歌うにしても、このように歌詞から「選手の魅力」や「ファンの声」が伝わってくる応援歌は、声援にもグッと力がこもる気がします。実際、こういう選手の応援歌は歌い継がれるもので、たとえ選手が引退していても、応援団が余興で演奏すれば大いに盛り上がります。やっぱり野球観戦はスタンドで応援歌を歌うに限りますね!

ライターとして見ても、限られた詞の中で目一杯表現された応援歌は、素直に感心してしまいます。いやぁ、言葉って奥が深いですね!

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