島を知る
「海を渡りたい」「美味しいものが食べたい」「いつもと違う景色が見たい」「とにかくどこか遠くへ行きたい」・・・。ふとそう思ってしまうこと、ありますよね。そんな衝動を受け止めてくれる場所が、日本にはたくさんあります。それが、島なんです。 もしくはもっと直接的に「島に行きたい」なんて思う人もいるかもしれません。実は、意外といるんです。かつての僕がそうでした。
ちなみに、島と言えばどこをイメージしますか?沖縄でしょうか、鹿児島でしょうか。「どんな島があって何が見どころなのかわからない~!」そんな方も多いと思います。どんな島なのか、何が面白いのか、それがわからないと「島に行きたい」と思う気持ちだけが消化不良を起こしちゃいますよね。
でも、どうやって調べればいいの?
そうです。意外と島を調べるのは難しいんです。かつての僕みたいに、「島と言えば沖縄、鹿児島」くらいに思っている人もたくさんいると思いますが、日本の有人島の数はなんとおよそ430。屋久島や小笠原諸島のような世界遺産登録を経て人気が爆発した島もあれば、魅力に溢れていながら知名度はどうもいまひとつ・・・なんて島もあるんです。
お察しのとおり、島によってまちまちです。そんな中から意中の島に出会うのはなかなか容易とは言えないでしょう。ですが、この作業が意外と楽しく、ぴったりハマる島を見つけた時のテンションはハンパなもんじゃありません!以下のツールを使ってみてください。
興味のある島をピックアップ
0.日本全国「島」のプロフィール
まだまだ途中ですが、こんなページ作っています。ウェブ上で日本全国の島情報を提供できるように・・・。いつか役立つ形にします!→ 日本全国「島」のプロフィール
1.本『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』 財団法人日本離島センター全国の島々を網羅した辞書のようにでかい本。マニアとしては必携のアイテムです。先行投資として買ってみても良いかも知れません。ただ、発行元によると2004年に刊行されたものは既に完売しているようで、改訂版の刊行が待たれます。(ちなみにamazonやヤフオクで見かけます。高いですが・・・)
2.本『-原色-日本島図鑑』 加藤庸二 / 新星出版社こちらも日本の島々を紹介した本です。写真付きのオールカラーで見ごたえがありますが、ページの都合もあり、ひとつひとつの情報の詳しさには欠けます。入り口として島を知り、面白そうなものをピックアップするにはとても良いツールではないでしょうか。
3.Google Mapインターネットは本当に現代人の強い味方ですよね。Google Mapなんかも意外と楽しく、島の存在を知る意味ではとても使えます。改めて日本地図を眺めてみると、実は結構島があることに気付くはずです。「意外と地元にあるんだ!」とか「こんなとこどうやって行くんだろう」なんて気づいたら、それについて調べてみてください。
4.観光協会へ問い合わせてパンフレットを取得観光協会に問い合わせてみても良いでしょう。観光協会なんて普段電話するようなことも無いかも知れませんが、あそこは言わば「観光地のなんでも相談所」。どういうところに行きたいか、何がしたいかを告げればそれに応じてくれますし、ほとんどのところがサービスとして観光パンフレットを送付してくれます(ホームページ上のpdfファイルを閲覧する場合もあり)。実は旅行雑誌以上に特化した情報がほぼ無料で手に入るワケです(沖縄の離島の一部は送料自己負担)。
まずは入口として島の存在を知ることから始めましょう。以降、さらに魅力を追っていきます。
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