ゆるキャラってなに?
最近の「ゆるキャラブーム」はとどまるところを知らないようで、次々に新しいキャラクターが誕生しては地域のPR活動に勤しんでいる姿がうかがえ ます。2008年10月25、26日には「ゆるキャラまつりin彦根」が開催され、開催地彦根市には2億円もの経済効果があったほどで、その影響力の大き さは計り知れません。「ゆるキャラ」という言葉自体は2008年ごろから聞かれるようになった言葉ですが、そもそも造語で、厳密には2004年に提唱者であるみうらじゅん氏によって以下のように定義されています。
郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
立ち居振る舞いが不安定かつユニークであること。
愛すべき、ゆるさ、を持ち合わせている事。
上記からもわかるように、主に地方のPRキャラクターとしての側面が強いのは言うまでもありません。みうら氏の定義によれば、いくらゆるくとも、郷土愛とやや離れた企業のキャラクターなどは「ゆるキャラ」の定義から外れるとのことです。 そんなブームに便乗してか、国内の離島も例外ではなく、次々と「ゆるキャラ」が誕生しています。「ゆるキャラ」を設ける島々の主要産業はほぼ間違いなく観 光です。島のイベントや船の見送り、PR活動等、島の顔として活動するようになりました。今や「ゆるキャラ」界の大スターとなったひこにゃんやくまモンが 多大な経済効果をもたらしたこともあり、広報・広告的な効果と共に地域産業おこしまで大いに期待されていると言って良いでしょう。
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