御殿川をさらに下る前に、ちょっとだけ寄り道させてください。
こちらは御殿川の始まりよりも少し西にある「搗屋(つきや)のみち」という細い路地です。
右を向くと、その下の水路に勢いよく水が流れています。こちらもてっきり道路を挟んだところにある白滝公園(右下の写真からみて背中側)から流れてきた水だと思っていたのですが、左下の写真を見ると流れは西の方から来ています。
さらに西側の通りを挟んだところにある浅間神社にはまだ水が湧いていません(2016年7月26日現在)。ということは道路に隠れて見えない地下に湧水があるのかもしれません。
先ほどの「搗屋のみち」を下ると、右手に「川端」が残っています。むかしからここで野菜を洗ったりしていたのでしょう。水は清らか。とても冷たいです。
とても細い流れではありますが、それだけに深さも勢いもある流れ。こちらの水は冬になると水量こそ減るものの、涸れることはありません。
この流れはやがてカクン、と左へ曲がり、道路をくぐって御殿川の本流へ注ぎます。この水を得て、御殿川の流れはますます生き生きしてきます。
次回は御殿川に戻って、さらに下りましょう。
搗屋のみち
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