我が家の駐車場の上には、ちょうど鳥が留まれる電線があります。
そして車にはかなりの頻度で鳥糞が付いています・・・・。
糞の色で「もうブルーベリーの季節は終わったんだ」と季節を感じることが出来るほどに年中糞被害にあっています・・・。
鳥糞は病原体も多いので、取り除くときも触らないようにしたり、飛散した糞を吸い込まないようにしたりと結構面倒です。
最近では、鳥が原因と考えられる病気の増加が新聞等でも大きく報道されるようになってきました。
よく耳にするのは鳥インフルエンザです。
そして、鳩はクリプトコックス症・脳炎など様々な病原菌を伝播します。
クリプトコックス症とは肺炎に似た病気ですが、死に至る恐ろしい病気です。
また鳩にはハトヒメダニなどのダニ類・ハトトコジラミなどの昆虫類が寄生しています。
この中には人間を刺す寄生虫も含まれており、健康を損なう恐れがあります。
さらに鳥糞を放置すると、車の塗装にも良くないようなのです・・・・。
鳥のフンは見た目が悪いだけでなく、塗装に対しても良くないものです。鳥の種類や普段食べているものによって異なりますが、鳥のフンは、「酸性」や「アルカリ性」などの成分が含まれてるのです。酸性やアルカリ性というのは刺激があるので、そのまま放置しておくと、最悪の場合、塗装にシミのような跡がついてしまうことも。汚れとは違って塗装そのものがダメージを受けてしまうので、こすったり、磨いたりしても落とすことができません。
今まで5年間我慢をしていたのですが、ふと隣の家を見てみると電線に細工がされている!!!!
電線に鳥よけをしてみる(電力会社)
この写真はノーマル状態の電線です。
ネットで電力会社のHPを調べてみると、なんと鳥糞対策がネット申し込みできる!!
※鳥糞対策についても、本サービスにて受付いたします。
申込時には電柱の情報が必要になるため、事前に写真を撮っておくといいかもしれません。
ネット申込後に工事業者さんが現場の確認するための日程連絡が来ました。(立ち会いが必要)
現場確認は10分ほどだったようです。
様子を説明して後日工事となりました。
依頼から工事完了まで1ヶ月ほどだったと思います。
電線に鳥よけをしてみる(電話会社)
これで完璧だと思っていたのですが、「電話会社にも連絡が必要なんじゃないか!?」ということに気づいたのです。
ネットで調べましたがNTTのHPに鳥糞に関しての記載が見つけられなかったため、電話で問い合わせました。
鳥糞対策の旨を伝えると、必要事項を伝えてすぐに対応してくれることになりました。
NTTも現場確認があり、依頼から1週間ほどで対応してくださいました。
上が電力会社の鳥よけで、下の太い線が電話会社の鳥よけです。
完全に鳥糞被害がなくなったかというとゼロではありませんが、頻度はグッと減りました。
費用は電力会社・電話会社ともに無料。
本当にありがたいです。
まとめ
5年間の泣寝入りは何だったんだというぐらい簡単に対策ができました。
困ったら諦めずにまずはネット検索すると、同じように困っている人はいる。
そして先人たちが知恵を貸してくれるということが良くわかりました。
ただ、この電線への鳥よけは自宅前のみでした。
電柱から電柱ではなく・・・。
ですから、例えば隣人は隣人で依頼しないといけないんですね・・・。
我が家に糞を落としていた鳥たちが、別の家に糞を落としているかもしれないと考えると申し訳なくも感じます。
鳥を我が家の上空から排除したら問題解決とはならない・・・。
人間と鳥の双方にとって良い環境を目指していけるといいのかもしれません。
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