そもそもなぜラーメンとさえ認識してもらえないのか不思議ですが…続けて行ってみましょう。こちら!
キレイな味が評判の「伽羅」さんのしょうゆラーメンは「ブンボーフエ」。ベトナムのハノイでもなくホーチミンでもなく、真ん中のフエなんだ…。
もうひとつ行ってみましょうか。こちらです。
営業は夜から明け方まで。飲んべえたちの最終兵器、「安兵衛」さんのラーメンは、Google先生の見解では「トゥクパ」というチベット文化圏の食べ物と推定されています。沖縄、ハワイ、フエとリゾートを巡ったあとは修行かよ。
これから精度が上がっていくはず
今回使った写真の中で、「石川屋」さんと「わんたんや」さんについては、過去にわたしが同一の写真を使い、店名も入れたページをアップしています。だから写真と店名を紐つけることができたんでしょうか。
それに対して他はたまたまスマホに残っていただけの「完全な手持ち写真」。これらと似た画像探しや、お店の推定/特定は、写真とお店の情報が集まるにしたがって精度が上がっていくんでしょうね(なぜほとんどがラーメンとさえ認識してもらえなかったのかは謎ですが)。
ちなみにこんなニュースもあります。
ディープな二郎には「ディープラーニング」っていう言葉が似合いますね。
二郎が区別できるなら、全国に数ある「家系」の特定もできるようになるでしょう。やがてたった一枚の写真で全国のラーメン店の中から「ここだ!」って特定できる日が来るはずです。
ただ、歳とともに好みがどんどん「昔ながらのラーメン」に傾いていくんですよねえ。新進気鋭の店の、見るからに凝りに凝ってるラーメンもいいですが、「ごくふつうのラーメン」の写真に一番そそられるんですから皮肉なものです。
最終更新:
iekei
ラーメンの画像で検索を試すという発想に、大変興味を持ちました。
そして最初のお店検索で「石川屋」さん「わんたんや」さんが一致したのは驚異的でした。
推測されたように過去に使用した履歴か、あるいは写真にGPS情報があってそれを読んだのでしょうか。
気になるところです。
その後の「沖縄そば」「サイミン」・・・とだんだんとラーメンから離れて行く展開にも目が離せませんでした。
画像認識の精度が高くないようですが、肯定的に見れば「ラーメンに囚われるな」というメッセージにも取れますし、「ラーメンとはなにか」という哲学的な問にも感じました。
身近な食文化こそ、このようなテクノロジーとの相性が良いのかもしれません。
monomoney
コメントありがとうございます。「二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物なり」という言葉がありますが、二郎の画像で検索したらどうなるかも興味深いです。加齢により二郎は食べられないため「手持ちの二郎画像」がなくて残念ですが。逆に海外の麺料理でも試してみたいですね。