ビジネスの場において「電話応対が得意です！」と自信を持って言えますか？私は電話応対に苦手意識があります。仕事で電話に出る機会が多いにも関わらず、不安を抱えたままでは、いつまでも苦手意識を払しょくすることができません。電話応対に苦手意識を抱えた現状を打破し楽しく、電話応対が好きになるよう、書籍で基本を勉強することにしました。

今回選んだ書籍は、大手企業への指導経歴もある筆者が、電話応対の基本中の基本をシンプルによくあるケースに分けて解説しています。

本書はケースごとに、1.説明とポイント→2.会話例→3.テクニックという構成で見開きの2ページにコンパクトにまとめられており、情報が一目でサッと把握できるため手元に置いておけば、いざというときに辞書代わりにも使うことができそうです。

ビジネスにおいても電話は簡単に利用できて便利です。しかし実際に相手が目の前にいるわけではないので、相手の表情が見えず、微妙なニュアンスや気持ちを読み取るのが難しいことが電話応対の難しさだと思います。

この書籍を読んで電話応対の基本は、電話の向こうに相手がいることを意識することだと感じました。逆にこちらが相手を目の前にいるかのように意識して電話応対ができれば、相手も同じようにこちらを意識でき、事務的ではない心の通ったコミュニケーションができるのではないかと思います。

そのうえで、どんなケースでも自信を持って電話に出られるよう電話応対のテクニックやスキルを学んでいくことが苦手意識の解消につながるのではないかと思いました。