今月11日、春の大会の組み合わせが決まり、加藤学園は一番の激戦区に入りました。
まずは昨年を振り返る
昨年の加藤学園。春の東部大会は準優勝という結果でした。
実はこの準優勝は『喜べない準優勝』でもあったのです。
優勝していないのだから喜べない...だけではないのです。
井岡くんのノーヒットノーランで始まり勢いに乗った加藤学園は順調に勝ち上がり決勝まで進みました。
そして決勝の相手は日大三島。実は新チームになったばかりの秋の東部大会の決勝戦とまったく同じ相手なのです。秋の大会では日大三島にサヨナラ負けを喫しました。そしてリベンジの舞台だったはずのこの大会も秋と同じ日大三島相手にサヨナラ負けを喫したのです。
加藤学園は超激戦区に!
そして今回。加藤学園は秋の大会では東部大会敗退(県大会不出場)という結果だったのでトーナメントの一番小さい山からの出場です。
初戦の相手は富士市立。言わずと知れた静岡県の強豪校です。
実は秋の東部大会3回戦で戦っています。
加藤学園 210 310 012 | 10
富士市立 000 005 111 | 8
圧勝で終わるかと思われたこの試合、走攻守にわたりミスが多く終わってみれば辛勝。
この試合を境にチームバランスは大きく崩れてしまいました。
私にとって忘れられない試合です。
この試合に勝った場合、次の対戦相手は富士宮西です。
ここも因縁の対決です。富士市立に辛勝した加藤学園は準々決勝で桐陽に敗退、敗者復活戦にまわりました。準々決勝まで勝ち上がったので、この敗者復活戦は1つ勝てば県大会に出場できるというところでした。そのときの対戦相手が富士宮西です。
加藤学園 100 000 010 | 2
富士宮西 101 100 00X | 3
ここでまさかの敗戦。県大会の道は潰えました。
秋の借りはこの大会で返したいところです。
そして次戦は御殿場西と吉原工の勝者と対戦します。御殿場西は昨年から常葉菊川で何度も甲子園に出場、全国制覇も成し遂げた名将、森下監督が指揮をとっています。フルスイングが代名詞だった常葉菊川の野球は御殿場西にも伝承されています。加藤学園にとってはかなりの脅威と言えるでしょう。
ここを突破した時点で県大会出場が決まりますが、できれば東部大会で上位に食い込み県大会に出場したいところです。上位で出場すれば日程的にも有利、慣れ親しんだ地元で試合をすることもできます。そしてなによりも上位で出場した場合は中部、西部の上位チームといきなり対戦ということがなくなります。ここが一番大きなところです。
そして次の対戦は御殿場・飛龍・誠恵・富岳館から勝ち上がったチームと対戦します。シード校の飛龍が勝ち上がった場合、ここもリベンジの舞台になります。
飛龍 043 200 1 | 10
加藤学園 001 100 0 | 2
※7回コールド
昨年の夏の大会で加藤学園は飛龍にコールド負けを喫しました。
あの屈辱的な敗戦はここで精算します。
勝ち上がった場合は、いよいよ準決勝。どのチームが勝ち上がってくるかわかりませんが、日大三島と対戦する可能性も高いでしょう。
加藤学園にとって県大会出場はまさに『いばらの道』。初戦からずっと少しの油断もできない相手になりましたが、激戦区に入ったことをプラスに考えてほしいところです。
この舞台を用意してくれた野球の神様に感謝しなくてはいけませんね。
高校球児の熱い夏の前哨戦。もうすぐはじまります。
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