3月23日、中部地区を皮切りに静岡県の高校野球春季大会が始まります。
今日13日、東部地区の組み合わせ抽選会が行われ、すべての組み合わせが決定しました。
さあ、ここからはどのチームも実践を兼ねて練習試合!といきたいところですが...
高校野球にはアウトオブシーズンと言って12月1日から翌年の3月7日まではいかなる場合でも、他校との合同練習や練習試合を行ってはいけないルールがあります。ということは3月7日に解禁され、そのわずか16日後には大会が始まるということなんです。
冬の間の練習がチームを大きく変える
新チームができて最初に行われる秋の大会から、主役が大きく変わるのがこの春季大会です。
毎年思うことですが、秋に見たチームが冬を越し、春になって見たときに、『本当に同じチームか?』と驚かされることがよくあります。
選手たちの身体は一回り大きくなり、自信に満ちた大人の顔つきになっています。チームが出来たての秋の大会はかなりミスも目立つのですが、春はそれもなくなり、スピード感ある締まった試合になります。もちろんこれはすべてのチームに当てはまるものではありません。冬の間、がむしゃらにバットを振り、走り続けたチームだけです。
高校野球は入部した1年生の4月から3年生の8月までと考えると2年半しかありません。この2年半のうち、練習試合ができないアウトオブシーズンが20%も占めているのです。いかにこの時期が大事かというのがわかります。
この大会に勝つと...
秋の大会は地区大会の上位チームが県大会に出場、さらに県で上位3位までのチームは東海大会に出場することができます。この東海大会で上位2校に入ることができれば春のセンバツに選ばれる可能性がとても高くなります。つまり秋の大会は甲子園に直結する大会ということです。
この春の大会はというと、地区大会で勝ち、県大会の上位2校は東海大会に出場することができますが、たとえ東海大会で優勝したとしてもここで終わりなんです。
では、この大会は何のためかというと...
この大会は『夏の大会のシード校を決める大会』なんです。
東部、中部、西部の上位8チームで県大会が行われます。この県大会で上位8校が選手権(夏の大会)静岡大会のシード校となります。3年生にとっては最後の夏。この大会のシード校を決める大会なのですから、とても大事ですよね。
個人的に注目しているのは...
東部: 加藤学園、日大三島、飛龍、小山
中部: 静岡、藤枝明誠、常葉橘、静清
西部: 常葉菊川、磐田東、浜松西、浜松修学舎
■高校野球
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_______________________________________○『かっとばせ!野球部!』 ~We Love 野球!
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