気仙沼のK-port「来てます!」って誰が?

yumenoshippo01

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知る人ぞ知る…っていうより、超有名ですよね。渡辺謙さんがオーナーのライブカフェ「K-port」。気仙沼港の埠頭から徒歩0分、シックな黒にまとめられたお店に行ってきました。

こんなオシャレな店に入るの機会は滅多にないので、入店前からドキドキ。へんに緊張して右手と右足が一緒に前に出てしまう始末。オラ田舎もんだっけ、こんなおしゃれな店さ入えると一体どうしたらいいか……。

と思って入口のドアを開けたら、なになに? スリッパ??

そう「K-port」は靴を脱いでスリッパに履きかえるスタイルのお店なのです。なぁんか靴を脱いだだけでちょっとリラックスしたっちゃ~。薪ストーブでお店の中はぽっかぽかだし、寛げるわ~。いや~オレみてぇな田舎もんの緊張をほぐしてくれる心配りなんだろっかね~。ありがたいわ~。(たぶんイベント会場として使われるからってことだと思いますが)

で、お店のスタッフが持ってきてくれたメニューがまたおしゃれなんだわ。

とにかくセンスがいいっていうか、スペシャルな雰囲気のお店だから、値段の方もスペシャルだったらどうしようかと、今度は別の意味でドキドキしながらメニューを開いてみたのでしたが、あら、なんとまあ、素敵なお料理&ドリンクがいっぱいなんだけど、お値段はリーズナブルなんだ!

冬の寒い午後だったから、飲み物はカフェラテ(400円)、ちょっと小腹が空いていたので気仙沼の「ラ・エピ」さん(パン屋さん)自慢の塩パンを使ったサンド「こころサンド」(500円)を注文しました。(600円のドリンクセットもあります)

カフェラテの盛りのよさは特筆モノ。ギリギリまで入れられているのにこぼさずにテーブルまで運んでくれるスタッフさんの技術も特筆モノ。

「こころサンド」はハム・レタス・トマトをはさんでマスカルポーネチーズとマヨネーズをあしらったサンドイッチ。自家製マカロンとヨーグルトもセットです。

ハート型の白いパンの中に、どんな風に具が収まっているのか気になりますよね。

ちらっ。おお~、これは美味しそう!(実は、せっかくきれいに整えられたサンドイッチを開いて撮影するなんて行儀が悪いかなと、またもやドキドキしたんだけど、写真撮って良かった。きっと美味しさが伝わりますよね)

で、実際に、カフェラテもこころサンドもとっても美味しかったのでした。

とってもおしゃれでコスパもバッチリの「K-port」。気仙沼方面にお越しの際は是非どうぞ♡

――と、いつもはここでご紹介は終わるところですが、こころサンドをぱくつきながら店内をきょろきょろしていて発見しました。カウンターの上に置かれた小さな額。

「来てます。謙」

って誰が? まさか??

後ろ姿ですが……
後ろ姿ですが……

来てた~!

実は謙さん、店内のテーブルで、地元の方とふつうに打ち合わせしていたのでした。あまりに自然な雰囲気だったので気づかなかった! さらに謙さん、打ち合わせが終わった後は、テーブルの下げものをしたり、洗い場で食器を洗ったり。

オーナーなのに、世界的な俳優なのに、お店のことを手際よくこなしていく謙さん。お店の雰囲気に自然になじんでいるところがとてもカッコ良かった。写真撮らせてもらえませんか、とのお客さんのおねだりにも気さくに応えていて、さらに好感度アップ。

さすがに恥ずかしいからツーショットはお願いしなかったけど、帰り際、レジでお金払いながら、

「謙さん、来てますの額を持ってるとこ撮らせてもらえませんか」とおねだりしてみたのですが……

「ぃや、それは、ちょっと……。恥ずかしいから」

そりゃそうだ、世界の渡辺謙さんが「来てます」って額を胸にニッコリなんてありえない! 我ながら何てことをおねだりしたんだか! 謙さんの熱烈なファンの人たちに聞かれなくてよかった(冷汗;)

写真は撮れなかったけど、ほんとに恥ずかしそうに応える謙さんを拝見させてもらえたのは、とびきりスペシャルな思い出になりました。謙さんサンクス!

お店に、そして町に溶けこんでる感じの渡辺謙さん、すてきですよ。運がよければスペシャルな経験ができるかもしれない「K-port」。気仙沼方面にお越しの際は是非どうぞ♡ 気仙沼方面の予定がなくても是非是非どうぞ♡

こちらがK-port シックな黒い建物です

 K-port
www.k-port.org  

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