【いわき名物】さんまポーポー焼き「とにかく旨い!」

yumenoshippo01

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いわきの夜、ハシゴして入った居酒屋の壁の手書きメニューにあった「さんまポーポー焼き」。ポーポーとはなんぞや? 無性に気になって、どうしても食べたくて、そこそこお腹いっぱいだったけど、注文して出てきたポーポー焼きを食べたら、

「旨い! とにかく旨い!」

さんまを三枚におろしたのを包丁で叩いて、味噌とネギと生姜を混ぜて「なめろう」みたいにしたものをフライパンで焼いた、さんまのハンバーグみたいなもんだよ、とお店のマスターはあっさりとレシピを教えてくれたけど、想像を絶する旨さ。

さんまの旨味が口の中にあふれる。ややカリッと焦げ目のついた表面と、ふわふわの中身の食感のコントラストが堪りません。味噌の味付けも絶妙。青魚独特の臭いをまったく感じない。むしろ魚の香りが引き立つ感じ。

ルーツは、いわき市の小名浜の漁師さん達の賄い料理なのだとか。アツアツをふーふー、ほーほーと息を吹いて冷まして食べるその音から、ポーポー焼きと呼ばれるようになったとまことしやかに言われているが、本当のところはよく分からないらしい。それにしてもとにかく旨い「さんまのポーポー焼き」。作ろうと思えば誰にでも作れるシンプルな料理ではありますが、本場の味をあじわいに、ぜひいわきに起こしあれ。

地元の人がやっている小ぢんまりした居酒屋なら、置いてる確率は高いでしょう。全国チェーンの居酒屋じゃあ、手作りのポーポー焼きには出会えないでしょう。(地元を応援するのなら、地元のお店に入るのが鉄則です!)

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