ギンギラギンにお日様輝く川原に色とりどりのカヌーが並ぶ。何艇も、何艇も、何十艇も。川はそれだけ彩りを増す。
関東エリアのカヌーのメッカ、伊豆の狩野川。7月後半の土日はカヌーフェス!
なぁんたって、川下りしながら霊峰・富士を真っ正面に見られるのは、日本広しと言えども、ここ狩野川しかないのです♪
知ってる人は知っているカヌーフェス! 県内はもとより関東圏のあちこちから、この日を楽しみにたくさんの人が集う狩野川カヌーフェス!
朝イチバンからすごい日差しで、カヌーを出発点に並べるだけでオジ樣方、ちょっとお疲れに見えるかもしれないけれど(あ、昨年の写真ですよ)、ホントに去年も一昨年も、その前の年も暑かった。カヌー運びは地元のみなさんのボランティア。毎年くらくらするくらい暑いけど、楽しんでくれる人たちの笑顔を一目見ただけで、熱中症だって吹っ飛ぶぜ!(いやいや、熱中症はマジでヤバいけどね)
世界遺産がらみで市からの助成がなくなっても(あー、ガセかもしれません、あしからず)、もとより地元を盛り上げようと始まったカヌーフェス。今年もしっかりやっちゃいます! スタッフのやる気、熱気、××がこもった××気、ハンパないんだから!
今年は7月25日(土曜日)と26日(日曜日)の開催です。
25日のカヌーでの川下りに関しては、もう予約が埋まってしまったとのことですが、鮎が泳ぐ淵から、ハヤが跳ねるような早瀬、そしてカワセミが「チーーー!」と直線的に飛んでいく川面を下って行く川下りカヌー、最高です。来年、ぜひエントリーしてみてね!
それで終わっちゃ、話も何もないわけです。ジャジャーン、26日の日曜日は、予約制カヌー川下りとは違って、ある意味、もっと川を楽しめるプログラムがあれこれ満載なのでありますよ!
伊豆箱根鉄道「伊豆長岡」駅から徒歩5分ほどの場所に掛かる千歳橋。26日(日曜日)のメインステージはその橋の下。上の写真の場所です。
左がターザンで、右が忍者走りで、その間でたむろしているのが、水遊びの子供たち、なんて言っても何が何だか分からないでしょうね。でも、日曜日はカヌーやラフティングの体験の他、「川そのもの」を楽しむメニューをいっぱいご用意して、皆様のおこしをお待ちしているので~す。(とまあ、すでにお気づきの方が多いことでしょうが、自分自身もスタッフでもあるので宣伝してみた)
いやぁ、2日目はねえ、ホント水遊び大会みたいになっちゃうので、なかなか写真も残せないのが実情なんですが、上の写真2枚は空中ブランコみたいなロープを使って川にダイブする瞬間なのであるわけですワ。これ、マジで面白い。
その他、水面にムシロみたいなのを敷いた上を、まるで忍者みたいに早足で駆け抜ける忍者走りとか(まず不可能。ほぼ人類史上に残るであろうチャレンジ)、土手の上から下駄を標的に飛ばすという余りにもプリミティブな下駄飛ばしとか、子供が列に並んでいるのに大人が割り込もうとして叱られちゃってアタマぽりぽりな魅惑の川遊びメニューが、ごろっとまるっと取り揃えられております。
繰り返しになりますが、26日の日曜日はカヌー体験や、ラフティング体験もできますよ~。カヌーなんて難しいんじゃないかって思っちゃう人もたくさんいるかもしれませんが、サポートスタッフとして同行した経験上、下は幼稚園児で乗った人もいたくらい(あ、オフィシャルとしてはたぶん小3以上なのかも。ご確認を!)。とにかく、ボートより簡単。しかも乗ったその子は乗客さんであると同時に船長でもあるわけで、とにかく何とか漕ぐんだという姿がまたいいのですね~。もちろんサポート&レスキュースタッフも多数駆けつけていますから、川遊びを堪能していただけますよ!
夏に泳ぎにいくというと「海」がメインの今日この頃。だけどちょっと昔までは、近所の川で泳いだり遊んだりって、当たり前の光景だったのですよね。
そんな川遊びの復活をも目指す狩野川カヌーフェス。7月26日の日曜日の分だけでも、来て見て楽しんでいただく価値「大」なんだなあ。ぜひとも遊びにいらしてください。狩野川や伊豆、そして静岡方面、さらには関東、中京方面から、面白くて濃ゆいナチュラリストたちも大集結するので、お友達づくりにもグッドなのであります。
来てね、狩野川 カヌーフェス!
★駐車場あり★ 伊豆長岡駅から長岡温泉に向かう道の途中、狩野川にかかる千歳橋の手前の堤防道路を右折してすぐ、左に下る側道から河川敷まで車で下りられます。
狩野川カヌーフェス2015
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