【大震災を自分事に】3月14日の壁新聞「全国から物資供給」

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絆の駅「石巻ニューゼ」:石巻市中央2丁目8-2ホシノボックスピア
絆の駅「石巻ニューゼ」:石巻市中央2丁目8-2ホシノボックスピア

平成23年3月14日(月)
石巻日日新聞「号外」

全国から物資供給

安否確認

石巻日日新聞の壁新聞(号外)3月14日(月)号

大震災と大津波から3回目の夜が明けた3月14日、今日も石巻日日新聞の見出しを引用させてもらいます。現物は石巻市の絆の駅「石巻ニューゼ」で是非ご覧ください。

今日の壁新聞の主な内容は、全国から救援物資が到着し始めたというものです。着の身着のままで学校やスーパーの屋上などに避難した人たちは、食料も水もなく、たまたまポケットに入れていたアメ玉やチョコレート、たまたま持っていたペットボトルのお茶などを分け合って、空腹をしのいでいたそうです。女川では、破壊された冷凍倉庫から流れ出した冷凍カツオやサンマを、廃材を燃料にして焼いて食べる人の姿もあったといいます。「物資」は「物」であると同時に生きていく糧。そして、全国からの救援は被災した地域が忘れられていないことを示すものでもあったのです。

壁新聞では、震災後数日間を石巻市から県や国への支援要請、東松島市の避難所開設状況、女川町の被害状況にも触れています。

紙面の最後に3行で記された安否確認の記事は、各避難所では避難している人の名簿づくりを行っていること、安否情報のメモが入口の近くに貼り出されていると伝えます。

周辺が水没した石巻工業高校のように、周囲から孤立した避難所も少なくなかった中、震災から4日目の人々の切実な気持ちが伝わってきます。

絆の駅「石巻ニューゼ」

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