子供が剣道をやっているからか、うちには手拭いがたくさんあります。(剣道では面を付ける時に頭に手拭いを着けるでしょ)
たくさん手拭いがあると、なぜだかいろいろな人からもらったり、たまには自分で買ったりもしてさらに手拭いがさらに増えていきます、不思議なことに。
先日、知人からまたしても手拭いをいただきました。その手拭いに染め抜かれていたのは「三陸国際芸術祭」の文字となかなかセンスのいいモノグラム。「明鏡止水」とか「文武両道」といった硬派な手拭いが多い中にあって、これはお洒落。レアものだから大切にしていたのですが、いつの間にか家の中で行方不明に。(まとめてしまっていても、たくさんあり過ぎてどこかに行っちゃうのです)
今朝方、あっこんなところに! と発見することができたので、ハンカチ代わりにポッケに入れて持ってきたのですが、いざ使おうとしたらなんと猫毛だらけ。藍染の手拭いにの上の猫の毛が朝日をあびてキラキラしています。拭いた手にも猫毛が引っ付くくらい。
「ヤバイ、これじゃ猫自慢になっちゃう…」
よく見ると細かい白い毛と、ちょっと太めの茶色の毛が混ざっているので、白ネコと茶虎が手拭いの上で一緒に寝ていたのか、あるいは取り合いでもしたのかもしれません。
でも不思議なのは、ちゃんと畳んで手拭いを収納するところに入っていたんですね。なんでだろう?
君たちに聞いたって、きっと答えてはくれないんだろうけどね。
ちなみに「猫自慢」というのは、着てる服やバッグや道具なんかに猫の毛が引っ付いていると、いかにも猫といっぱい遊んでますって感じをアピールしているみたいだからということで、一部の猫愛好家の間で使われる言葉です。(語源は吉田戦車のマンガにあると聞いたこともあります)
「いま気が付いたんだけどさ、会社のパソコンのキーボードに猫毛がついてたんだよね。どこから引っ付いてきたんだか。昨日の夜、寒いから布団に入れてってもぐり込んできてたからなあ」みたいな。
猫飼ってる人ってどうしてみんな猫自慢したがるんでしょうねっ♪
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