小さな小さなふるさとの島
沖縄本島と渡嘉敷島。この2つの大きな島に挟まれている4つの小島があります。地図で見たとき、手前から前島、中島、小島、ハテ島となりますが、この4島を総じて前島と呼ぶようです。
この前島ですが、現在は実質無人島。ただし、数名の住民登録人口を抱え、有志らが定住を目指して島を出入りしているという、少々変わった島でもあります。と言うのも、前島も元々はれっきとした有人島。戦前は薪の産地として知られたほか、カツオ漁なども盛んな「昔ながらの沖縄の離島」のひとつでした。
戦後しばらくは開拓も進みました。そのため、無人化を経た今もなお、集落の面影を見ることができます。また、かつての前島関係者も時折立ち寄っては清掃を繰り返しているのだとか。
もちろん何か特別な見どころがあるわけではないのですが、むしろそれが何よりの魅力。かつての面影が大切に保たれています。
前島の情報あれこれ
【名 称】
前島(まえじま)
【所在地】
(地図)
【面 積】1.60㎢
【周 囲】
7.0km
遊 び
ダイビング、海水浴、シュノーケリング、釣り
島内のルール
宿泊施設はなく、商店・食堂も無い。食糧等は持参、宿泊は施設のある島で。
前島へのアクセス
定期航路が無いため、船をチャーターするか、前島を訪れるツアーに参加することが望ましい。
チャーター船は渡嘉敷島の渡嘉敷漁業協同組合にて紹介してくれる。渡嘉敷島~前島間は利用人数を問わず往復3~5万円。他にも沖縄本島や渡嘉敷島の各業者から船に乗れるので、問い合わせてみると良い。
(公式HP)
渡嘉敷島へのアクセス
村営高速船を利用する
那覇港(泊港)~(35分)~渡嘉敷島
村営フェリーを利用する
那覇港(泊港)~(1時間10分)~渡嘉敷島渡嘉敷村(公式HP、時刻表)
那覇港(泊港)までは【空路】、【フェリー】、【バス】
(島プロフ一覧)
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