【今日の「ちょっと楽しい」】ご当地カレーがアツい?

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ご当地カレーたち

 今年の初め、大分県のとあるショッピング施設でカレーの物産展を見かけた。なんでも全国のご当地カレーを集めたとかで百数種類のカレーが並べてあるのだ。 カレーと言えば、インド発祥であるものの、アジアを経てヨーロッパを旅し日本を旅し、いつの間にか世界的な無国籍料理へと進化した。余談だが、筆者はインドカレー派で、いわゆる「お母さんが作るような”市販のルウタイプ”」が苦手だった。幼稚園や地元の催しの際にルウタイプのカレーが出されても全然喜ばない、かわいげのない子供だったように思う。恐らく日本人好みの大衆向けカレーの味が合わないのだ。だからこそ、真の意味で美味しいカレーに出会ってみたいとも思っていた。

「大間まぐろカレー」(青森県)まぐろ自体クセはないが、あえてカレーに入れるべきものかは謎である。

カツにすれば美味しい気もする。

「水戸納豆カレー」(茨城県)

萌えと納豆とカレーをコラボさせた、結局どのファンに届けたいのかよくわからないカレー。製造元のだるま食品株式会社が「アニメ愛好家は全国にいる。カレーを切り口に納豆ファンを増やす。」と、意気込んだ商品。

イラストをよく見ると、女の子(なとか)の髪の毛から納豆が生えて(?)いる。さすがに髪の毛が臭いそうなメイドは勘弁していただきたい。

「泉だこと泉州たまねぎのカレー」(大阪府)大阪名物泉だこ!大阪名物泉州たまねぎ!・・・う、うーん、筆者も関西人だけど初めて聞いたなぁ。

見た目は美味しそうだし、恐らく実際においしいだろう。ところがお隣兵庫では明石のたこ、淡路島のたまねぎという、相手にするには分が悪いライバルが存在する。

もしこれが明石のたこ、淡路島のたまねぎを使用した「明石海峡カレー」だったら、ブランド力では敵わないだろう。負けるな泉たこ!負けるな泉州たまねぎ!

「白桃ピオーネカレー」(岡山県)岡山名産白桃とピオーネが入ったカレー。

なんだかそれぞれ別に食べたほうが良い気がする一品。いや、でもカレーにマンゴー入れたりリンゴ入れたり・・・なんて普通だし。

案外合うかも?

「名探偵コナン 魅惑の鳥取牛カレー」(鳥取県)

別にコナンである必要ないだろう・・・!・・・と、思ったが、鳥取県と言えば、原作者・青山剛昌氏の生まれ故郷にあたる。

どのあたりが魅惑なのかよくわからないし、コナンが前に出すぎていて鳥取牛の存在感も皆無だ。しかし、裏のパッケージにはそのこだわりが明記されてあった。案外・・・美味しいのかも?

「隠し味に『ある物』をブレンドして辛みの中にも深みと甘みを感じられる魅惑の鳥取牛カレーの完成だ!!君にこの隠し味が分かるかな?」

うるせぇ!

「目玉おやじカレー」(鳥取県)またもや鳥取県!観光名所、水木しげるロードにあやかった作品のようだ。

「おい、鬼太郎!トローリ目玉焼がはいっているぞ!うまそうじゃないか!」と、興奮気味の目玉おやじ。スプーンを持っているが、どこから食べるんだろう・・・。

あと、カレーに目玉焼なら、自分で焼くし!!

うーん・・・。 結局気になる商品は数あれど、買おうとまでは思えなかった。美味しそうだとは思うけど、根本的にインドカレー以外はそこまで好きではない。とは言え、全国各地に確認できるご当地カレーの存在は面白い。色々な切り口で購買意欲を煽るユーモアたっぷりの姿勢はアイキャッチは抜群だった。

 ・・・もちろん、ここでは全て紹介しきれないが、やはりあるではないか。全国約430のご当地カレーを取り扱った通販サイト「地カレー家」!北は北海道から南は沖縄まで、渋いカレーからゆるいカレーまで、百科事典さながらの品数である。ホームページを眺めているだけで、ちょっとした小旅行だ。

◇参考ページ◇

 地カレー家
www.g-curry.jp  

(通販サイト)

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