かねてより五輪参加の是非について話題になっていた猫ひろし。国際陸上競技連盟は猫ひろしに対し、カンボジア代表としてロンドン五輪男子マラソンへの参加資格を満たしていないと判断した。これをを受け、猫ひろしが、所属事務所・ワハハ本舗を通じて談話を発表したようだ。

スポーツニッポン《猫ひろし　文書で胸中明かす「本当に残念　決して無駄にはならない」 》（2012年5月9日15:14配信） 　「正直本当に残念な気持ちでいっぱいですが、これまでたくさん協力していただいたカンボジアオリンピック委員会の方々やスタッフの方々には本当に心から感謝しています。」（中略）猫は昨年１０月に国籍を取得したカンボジアで、ロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたものの、国際陸連が参加資格を満たしていないとの判断を下したため出場がかなわなくなった。 （同）

　記事内、「猫」がまるで名字のごとく書かれているのが笑えてしまうのは置いといて。 （ん、芸名とは言え一応は名字なのか・・・？） なんとも残念そうな彼の様子がうかがえる。しかし、この報道の数時間前、猫ひろしが失踪したのではないかとひと騒動が起こっていたのだ。9日付、6時ごろに発表された記事より抜粋する。

スポーツニッポン《猫ひろし事務所も困惑　まだ本人と連絡取れず》（2012年5月9日06:00配信）

　関係者は「（五輪消滅は）報道で聞きました。本人は国内にいますが、まだ連絡は取れていません。（同） 

　どうも一時連絡が取れず、失踪したのではないかと憶測が飛び交ったようである。五輪で疾走できずに、公の場から失踪してしまっては笑い話にもならないが、コメントが取れたようでひと安心である。しかし、ご近所さん（Ａ森氏など）から冷たい目で見られようと、町中を（ランナーとして）かけまわり、めげずに（カンボジアで）見つけた獲物（五輪出場）を本能で狙った猫（ひろし）。惜しくも野望は叶わなかったが、彼は本当に「猫」なんだと思った。そう思うとクスッとくる。