今日5月4日は静岡草薙球場で準決勝が行われました。

●第1試合
藤枝明誠　001 002 000　| 3
静岡　　　000 100 012X | 4

見ごたえあるしびれる試合でしたね。
静高の粘り強さと絶対に諦めないという執念をみました。

藤枝明誠は勝ちが手に届くところにあっただけに、8回9回は悔いが残るでしょう。
とくに最終回は3つの四死球が試合の行方を大きく左右しました。エースの久保田くんは制球を乱した部分もありましたが、際どいコースを攻めて結果的にボールになってしまったという不運もありました。
そういう際どいコースに投げないと静高打線は抑えられないんでしょうね。チャンスをしっかりものにした静高はさすがです。
やはり準決勝ともなると緊迫したレベルの高い試合になりますね。

●第2試合
磐田東　　　　　000 000 001 | 1
東海大静岡翔洋　001 001 10X | 3

磐田東は最終回2アウトから3連打で1点をあげ、さらに2アウト満塁と一打同点、長打が出れば逆転という場面を作りましたが、あと一歩届きませんでした。
東海大静岡翔洋の飯澤くんは9回に今大会初失点を許しましたが、129球を1人で投げ切りました。

決勝戦は東海大静岡翔洋×静岡、3位決定戦は磐田東×藤枝明誠です。

[第1試合] 10:00～
■3位決定戦
磐田東（西1）× 藤枝明誠（中4）

秋季大会は上位3校が東海大会に出場することができますが、この春季大会は東海大会へ進めるのは上位2校なので、この試合に勝っても東海大会に出場することはできません。勝者は夏の大会の第3シードということになるので、決勝戦まで第1シード校との対戦を避けることができます。

[第2試合] 12:30～
■決勝戦
東海大静岡翔洋（中1）× 静岡（推薦）

この2校は秋季県大会の3位決定戦で対戦しています。
このときは静岡高校が東海大静岡翔洋を6-1で下しました。
東海大会に出場がかかっていた試合だっただけに東海大静岡翔洋は悔しい思いをしました。

勝った静高は静岡県3位で東海大会に進み、東海を制し神宮大会、そしてセンバツへと出場しました。この試合が明暗分けた大きな試合でもあったのです。
このとき悔しい思いをした東海大静岡翔洋がどんな試合をするのか注目です。

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