東海大会を制した静高。神宮大会初戦の相手は清宮くんの早実。今年の神宮大会は清宮くんの早実が出場するということで例年にない盛り上がりをみせています。静高と早実の試合は12日に行われました。
初回、2アウトからクリーンアップの3本のヒットで先制点を挙げた静高。この試合、先に点を取ったほうがかなり試合を有利に進めることができると思っていました。注文どおり先制した静高ですが、その裏、清宮くんにライト前にヒットを打たれたあと、4番5番に連続死球。これが押し出しとなりあっさり同点に追いつかれてしまいました。
この日の池谷くん
静高のエース池谷くんのピッチングは何度か観たことがありますが、ストレート、変化球ともにとにかくコントロールがいいピッチャーです。
この日の池谷くんは全国大会という大きな舞台、大観衆、そして対戦相手が清宮くんの早実、アウェイ感...緊張もあったかもしれません。きわどいコースを攻めた結果かもしれませんが、7四死球。少し『らしくない』感じがしました。
清宮くんとの対戦は3打数1安打1死球という結果でした。本人も納得していないかもしれませんが、回を追うごとに調子もあがってきました。強力打線の早実を相手に7奪三振は立派です。この経験はきっと春につながるでしょう。
やはりミスしたチームが負ける
静高は勝つチャンスが十分あった気がします。同点に追いついた4回からは静高が押しているようにも見えました。しかし、7回には痛恨のバッテリーエラー。これをきっかけに失点しまい、逆転を許しました。ヒット数では早実を上回っていただけに惜しい試合でした。
静岡 100 200 000 | 3
早実 102 000 200 | 5
やはり清宮はすごい!
74本目を打って以来、1ヶ月近くホームランがなかった清宮くん。東京大会決勝は5打数5三振。少し調子落ちかなと心配していましたが、今月6日に行われた静清高校(静岡)との練習試合ではライトへ75本目のホームラン。
この日も初回にライト前ヒットを打つと、7回にはライトフェンス直撃の弾丸ライナー。当たりがよすぎてシングルヒットになってしまいました。その直後のワイルドピッチでは1塁から一気に3塁を奪う好走塁。けっして足が速いとは言えない清宮くんですが、こういう相手のスキをつく野球ができるところもすごいところです。
過酷すぎる日程はなんとかするべき
この神宮大会は参加チームが10なのでどうしても有利不利が大きく出てしまうトーナメントになってしまいます。10チーム中、4チームがトーナメントの一番下の山からのスタートです。一番下の山に入ってしまった場合は頂点まで4試合、5日間で4試合戦わないなりません。主催者側のいろいろな事情があるにしろ、この時期にこのハードすぎる日程はなんとかならないものかと感じますね。選手がケガをしてからでは遅いですからね。
14日・準決勝の結果
●準決勝
[第1試合]
福岡大大濠 000 002 101 | 4
早稲田実業 102 010 20X | 6
[第2試合]
札幌一 000 100 100 | 2
履正社 004 000 21X | 7
いよいよ明日15日は決勝戦!
決勝戦は東京地区代表の早稲田実業と近畿地区代表の履正社の対戦です。
●決勝戦
早稲田実業×履正社
[第1試合 10:30]
注目はやはり高校通算75本、早実のキャプテン清宮くん。そして1年生ながら、早実の4番を打つ野村大樹(だいじゅ)くん。準決勝で打ったホームランは高校通算23本目。なんと清宮くんの1年目(22本)を追い抜きました。そして履正社の注目は安田尚憲くん。高校通算42本のプロ注目のスラッガーです。
■高校野球
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