土砂災害防止月間
梅雨に入り、雨量が多くなる6月は、土砂災害が増える月です。そのため、毎年6月を「土砂災害防止月間」として、災害の防止と被害軽減のための様々な取り組みが実施されています。
国土の約7割を山が占める日本には、いたるところに土砂災害の危険性が潜んでいます。国土交通省の公表資料によると、土砂災害危険箇所は全国に53万箇所もあり、年間およそ1000件の災害が発生しているそうです。
最近では平成25年に伊豆大島、平成26年には広島で多くの方の命が奪れています。
これから秋にかけては、梅雨や台風などの影響により、土砂災害の恐れが最も高くなります。土砂による災害の危険性を認識し、発生前の避難が重要です。
土砂災害発生の前触れとしては、
・地面や崖などにひび割れができる。
・地面などから水が湧き出てくる。
・湧いていた水が止まったり、雨が続いているのに川の水位が下がる。
・地鳴り、山鳴りがする。
・腐った土の匂いがする。
などがあります。
自治体が作成しているハザードマップなどで土砂災害が発生しやすい場所も把握しておき、危険を回避したいですね。
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