砂漠化および干ばつと闘う国際デー
今日6月17日は「砂漠化および干ばつと闘う国際デー」です。
1994年6月17日に「国連砂漠化対処条約」が採択されたことに伴い、砂漠化を防止し、干ばつから人々を救うことを目的として、国連で定められました。
日本に住んでいると砂漠化問題について、意識する機会があまりないように思います。
しかし今、世界では砂漠化や土地の劣化などにより、10億人もの人が暮らしを脅かされています。また、2050年までに移住を強いられる人は2億人に達する恐れもあるといいます。
砂漠化などの原因が全て人間にあるとは限りませんが、大きく影響しているのは間違いありません。
世界四大文明の発祥地域がほぼ砂漠地帯になっているのは、人間の影響によるものだと指摘する声もありますし、ブラジルアマゾンでは実際に今この瞬間も多くの熱帯雨林が人の手により失われているのです。
砂漠化は恐ろししいほどのスピードで進んでいます。その速さは1秒間で1900平方メートル、1年間では四国と九州を合せた面積(東京ドームおよそ128万個分)の土地の緑が失われているといいます。
今、この文章を読んでいる1分ほどの時間で、東京ドーム2つ分ほどの森が失われたことになります。
今後、世界全体の人口増加が予想され、「過剰な森林の伐採」、「家畜の放牧」、「工場・宅地の開発」などにより、さらに砂漠化が進む恐れがあります。
今地球が直面している砂漠化問題について、「自分に何ができるのか」。砂漠化および干ばつと闘う国際デーの日に考えてみてはいかがでしょうか。
YAZIKITA@株式会社ジェーピーツーワン
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