1~4号機タービン建屋東側 地下水観測孔No.2-5の全ベータが大幅に上昇して過去最高値。地下水観測孔No.3-4のトリチウムも過去最高値
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
<過去最高値>地下水観測孔No.2-5
全ベータ:560,000Bq/L(2016.01.11)
これまでの最高値:400,000Bq/L(2015.12.28)
【注目点】4メートル盤とも呼ばれる海抜の低いエリアの建屋側(山側)にある地下水観測孔No.2-5で年末のサンプル測定以来、大きく濃度が上昇。海側遮水壁の閉合や陸側の凍土式遮水壁の不調と地下水位上昇の関連や、地中の汚染物質の動きの変化が懸念される。No.2-5は「採水器による採取であるため、γ測定は実施せず。全βは参考値としてろ過後に測定」との注釈が付けられている観測孔。採取器でサンプルを採ることがガンマ測定をしない理由として正当かどうかは大いに疑問だが、ベータ核種もろ過によって減少する傾向があるため、実際の濃度はさらに高い可能性がある。
<過去最高値>地下水観測孔No.3-4
トリチウム(H3):3,900Bq/L(2016.01.07)
これまでの最高値:3,800Bq/L(2015.12.31)
地下貯水槽
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
1~3号機放水路
◎日報に新規事項の記載なし
K排水路
<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。
関連データ(東京電力以外のサイト)
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