2016年1月12日 今日の東電プレスリリース

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1~4号機タービン建屋東側 地下水観測孔No.2-5の全ベータが大幅に上昇して過去最高値。地下水観測孔No.3-4のトリチウムも過去最高値

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年1月12日

 福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果|東京電力 平成28年1月12日
www.tepco.co.jp  
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果|東京電力 平成28年1月12日
福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果|東京電力 平成28年1月12日

<過去最高値>地下水観測孔No.2-5
全ベータ:560,000Bq/L(2016.01.11)
 これまでの最高値:400,000Bq/L(2015.12.28)

【注目点】4メートル盤とも呼ばれる海抜の低いエリアの建屋側(山側)にある地下水観測孔No.2-5で年末のサンプル測定以来、大きく濃度が上昇。海側遮水壁の閉合や陸側の凍土式遮水壁の不調と地下水位上昇の関連や、地中の汚染物質の動きの変化が懸念される。No.2-5は「採水器による採取であるため、γ測定は実施せず。全βは参考値としてろ過後に測定」との注釈が付けられている観測孔。採取器でサンプルを採ることがガンマ測定をしない理由として正当かどうかは大いに疑問だが、ベータ核種もろ過によって減少する傾向があるため、実際の濃度はさらに高い可能性がある。

<過去最高値>地下水観測孔No.3-4
トリチウム(H3):3,900Bq/L(2016.01.07)
 これまでの最高値:3,800Bq/L(2015.12.31)

地下貯水槽

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年1月12日

1~3号機放水路

◎日報に新規事項の記載なし

K排水路

<最新のサンプリング実績>
今回の分析結果については、前回と比較して有意な変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成28年1月12日

 福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果|東京電力 平成28年1月12日
www.tepco.co.jp  

関連データ(東京電力以外のサイト)

 過去の気象データ検索[浪江]2016年1月(日ごとの値)主な要素 | 気象庁
www.data.jma.go.jp  

福島第一原発から約10kmに位置する気象庁のアメダス「浪江」の気象データ】

1月12日の降水量合計は0.0mm 気温は最高 5.9℃、最低 -4.6℃ 日照時間 3.7
 最大風速 3.8 南東 最大瞬間風速 9.0 北西 最多風向 西北西
1月11日の降水量合計は0.0mm 気温は最高 6.9℃、最低 -2.3℃ 日照時間 8.0
 最大風速 5.2 西 最大瞬間風速 11.5 西北西 最多風向 北北西
1月10日の降水量合計は0.0mm 気温は最高 10.6℃、最低 1.1℃ 日照時間 8.1
 最大風速 7.2 西 最大瞬間風速 13.9 西南西 最多風向 西

●最大風速とは10分間の風速の平均値である平均風速のうち、その日最大のもの。瞬間最大風速は、文字通り瞬間ごとの風速の最大値。
●●10分間の平均風速が10メートルを超える場合には、クレーン作業など屋内作業を停止しなければならない場合がある。

【まとめ】今日の東電プレスリリース「ここがポイント」
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