東北楽天ゴールデンイーグルスからドラフト4位で指名された、静高の堀内謙伍くんが契約金4,000万円、年俸600万円(金額は推定)で契約を結びました。
東海大翔洋中でエースだった堀内くんは、強豪静高では1年の夏からキャッチャーとしてベンチ入りしました。キャッチャーをやるのは高校生になってから。それでいて入学して間もない夏の大会からキャッチャーとしてベンチ入りするのですから、そのセンスの高さが伺えます。
1年秋にはレギュラーとして試合に出場しました。
もともとプロ1本。揺らいだが、再びプロ志望へ
堀内くんの静高は2年生の夏の選手権静岡大会初戦の駿河総合に勝ってから、
3年生の夏に甲子園出場を決めた飛龍戦まで県内チームに一度も負けませんでした。
甲子園は3季連続で出場、87回センバツでは準々決勝まで勝ち進みました。
3年生最後の夏の甲子園では優勝候補の一角に挙げられるほど注目されていましたが、東海大甲府に初戦で敗退という結果に終わりました。
元々プロ志望だった堀内くんも甲子園後は、さらに実力をつけてからと大学進学も口にするようになっていました。
しかし、その後U-18日本代表に選ばれて出場した世界大会では、正捕手として大活躍。大会ベストナインにも選ばれ、『世界一のキャッチャー』の称号も手に入れました。
チームメイトだったオコエくんらにも大きな刺激を受けて、再びプロ野球選手を目指すことになりました。
楽天の選手として
過去のドラフトを見ても楽天で4位指名を受けた高校生で契約金4,000万円は最高額です。期待の高さが伺えますね。
楽天のキャッチャー事情はというと、正捕手の嶋基宏は今季はケガもあり117試合の出場に留まりました。国内・海外両FA権を取得しながらも来季の残留が決定しています。
もしこの嶋がFA移籍なんてことになったら、楽天はたいへんなことになっていたでしょうね。
ほかのキャッチャーはというと、小関翔太(24)、伊志嶺忠(30)、下妻貴寛(21)らがいます。伊志嶺選手はバッティングが買われて捕手以外のポジションの試合出場も増えつつあります。
堀内くんは会見で『正捕手の嶋(基宏)選手を目標として頑張りたい』と言っていましたね。まずは目標とするところでしょうね。
嶋選手は現在、侍ジャパンのキャプテンとしてプレミア12に出場しています。
シーズン中は楽天カラーのエンジのプロテクターに黒いキャッチャーミット。色は黒ですが捕球面はオレンジになっているミットでピッチャーからはとても見やすいものを使っていたんですけど、侍ジャパンではユニフォームと同系色の黒いプロテクター。そして黒のキャッチャーミットを使っているんです。台湾の球場は照明が暗いと聞いていたので、ピッチャーからミットが見えにくいんじゃないかと少し心配しています。
堀内くんはU-18世界大会では慣れないナイターで、ピッチャーがサインを見にくくないように、指の爪に白いマニキュアを塗っていたという記事をみました。たしかではありませんが、静高時代のナイターでない試合でもサインが見やすいように指の爪に白いマニキュアを塗っていたような気がします。
どちらにしろ、こういう気が利く点もキャッチャーとして大事なところですね。
目標を大きくもってやってほしい
わたしの個人的な思いとしては、数年でポジションを奪うくらいの気持ちでやってほしいと思います^^
静高時代の堀内くんの試合を何度も観戦しましたが、スローイングの早さと正確さ、そしてキャッチャーとしての視野の広さは特にいいものを感じました。U-18世界大会では木製バットへの対応力も見せました。広角に打てる打撃も、「打てるキャッチャー」として期待しています。
数年後は球界を代表するキャッチャーになって侍ジャパンで活躍してほしいですね。
来季の楽天は梨田さんが監督です。同じキャッチャー出身というのも、堀内くんにとっては大きいですよね。
デーブもキャッチャー出身ですね^^;
U-18日本代表で同じチームだった選手たちもパ・リーグ球団に多く指名されました。数年後、彼らたちの戦いも楽しみの1つです。
わたしは堀内くんの大ファンなので、ひいきにしているジャイアンツにとドラフトの当日は願っていたのですが、楽天から指名を受けました。
ジャイアンツの堀内謙伍ということにはなりませんでしたが、堀内謙伍という一人のプロ野球選手をこれからもずっと応援していきたいと思います。
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