2015年8月27日 今日の東電プレスリリース

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 地下貯水槽 分析結果(2015年8月26日分)
www.tepco.co.jp  

1~3号機放水路

<最新のサンプリング実績>
前回採取した測定結果と比較して大きな変動は確認されていない。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年8月27日

※ 1~3号機放水路について、8月27日付の測定データは発表されていない。

K排水路の状況 8月27日、漏洩は恒常化? またもK排水路の汚染水が海洋に溢れ出る

※なお、K排水路の排水については、同排水路内に堰を設けて、移送ポンプを設置し港湾内に繋がるC排水路へ移送しているが、8月27日、K排水路に設置したカメラ映像を確認したところ、降雨の影響により、午前0時17分から午前0時25分の間で雨水が堰を乗り越え、外洋側へ一部排水されていることを確認。

その後は、K排水路内の雨水は全てC排水路に移送しており、外洋への排水はなし。

福島第一原子力発電所の状況について(日報)|東京電力 平成27年8月27日

 福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果|東京電力 平成27年8月27日
www.tepco.co.jp  
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果|東京電力 平成27年8月27日
福島第一原子力発電所 K排水路排水口放射能分析結果|東京電力 平成27年8月27日

※ 海への漏洩が起きた8月27日、K排水路のセシウム134、セシウム137、全ベータが高い値を記録。東京電力の説明は「降雨による表層土の流入のため上昇したものと考えられる」。

東京電力の発表を整理すると、
▼事故原発敷地内には汚染された表層土がある
▼汚染された表層土は降雨によってK排水路に流入し、放射能を上昇させ得る
▼K排水路の水は降雨によって太平洋に流れ出ることがよく起きる
ということ。そして最も重大な問題なのは、
このような状況を東京電力が放置しているということだ。

関連データ(東京電力以外のサイト)

 [浪江]2015年8月(日ごとの値)主な要素 | 気象庁|過去の気象データ検索
www.data.jma.go.jp  

【福島第一原発から約10kmに位置する気象庁のアメダス「浪江」の気象データ】

8月27日の降水量合計は28.0mm  1時間最大降水量は5.0mm  10分間最大は1.5mm
 気温は最高 20.1℃、最低 18.0℃ 日照時間 0.0
 最大風速 3.9 北北西 最大瞬間風速 7.5 北
8月26日の降水量合計は18.0mm  1時間最大降水量は4.5mm  10分間最大は2.5mm
 気温は最高 22.4℃、最低 16.5℃ 日照時間 0.0
 最大風速 3.5 東南東 最大瞬間風速 7.0 東北東
8月25日の降水量合計は3.0mm  1時間最大降水量は1.0mm  10分間最大は0.5mm
 気温は最高 20.1℃、最低 16.4℃ 日照時間 0.0
 最大風速 3.2 北 最大瞬間風速 7.9 北北東

●最大風速とは10分間の風速の平均値である平均風速のうち、その日最大のもの。瞬間最大風速は、文字通り瞬間ごとの風速の最大値。
●●10分間の平均風速が10メートルを超える場合には、クレーン作業など屋内作業を停止しなければならない場合がある。

【まとめ】今日の東電プレスリリース「ここがポイント」
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