前回、松井秀喜が甲子園の明徳義塾戦で1度もバットを振ることなく、5打席連続敬遠されたという話をしました。
実は甲子園での5打席連続敬遠は史上2人目って知っていましたか~?
この松井秀喜の敬遠からさかのぼること15年。甲子園の3回戦で江川学院の中投手が明訓高校の山田太郎との勝負を避け5打席連続で敬遠しているんです^^;
こんな感じです^^
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明訓高校は0-1で迎えた8回、先頭の北がフォアボール、里中がバントヒット、岩鬼がデッドボールで出塁してノーアウト満塁のチャンスをつくります。ここで土井垣監督は、2番殿馬、3番山岡に三振を命じます。
そうです!ここで絶対に勝負しなければならない満塁を明訓高校は作ったのです!
しかし、江川学院の中は、、、
満塁からの敬遠で1-1の同点です。
満塁でも敬遠でしたね^^;
そして延長戦に。10回ウラ5度目の打席では、、、
やっぱりスタンドからは罵声が。。。
松井のときと同じですね。。
ちなみにプロ野球の場合は、、、
プロ野球の敬遠記録は1988年、阪急ブレーブスの松永浩美の10連続。当時松永はロッテの高沢秀昭と首位打者争いをしていました。1厘差で出迎えた高沢にリードされてのロッテ戦は激しい敬遠攻めに遭い、11打席連続四球、10打席連続敬遠四球というとてつもない記録を作ってしまいました。
この時、松永は勝負しないピッチャーに嫌気が差し10打席連続敬遠後の11打席目に3球連続で敬遠のボールを空振りして三振になり記録がストップしました。
プロ野球のタイトル争いでの敬遠合戦。これこそ私は大反対です。そもそもがプロ野球というのは『これぞプロ!』というプレーを見せてくれてこそだと思うんです。誰も敬遠合戦なんて見たくありません。そうまでして取ったタイトルだって記憶に残らないし、『ああ、あの時のね、、、』とケチがつきます。
小学生のときにテレビで見た田尾安志と長崎慶一の敬遠合戦もそうでした。今から30年以上も前のできごとですが、鮮明に覚えています。この試合は中日が勝つか引き分けで優勝、大洋が勝つとジャイアンツが優勝という大事な試合だったのはかなり後から知ったんですけどね。。。
田尾は5打席とも敬遠されましたが、5打席目0-3から田尾は2球連続で空振りをしました。無言の抵抗ってやつですね。小学生ながらに何か感じるものがありました。2-3からのボールはちゃんと見逃しました。阪急の松永は振りましたけど、ここはやはり大量リードであっても『チーム第一』を考えるならば振ってはいけませんよね。
松井秀喜と山田太郎を比べてみる
打率7割5分の山田太郎は勝負を避けたい気持ちもなんとなくわかりますね。。。
ちなみに2人の5打席連続敬遠はこんな感じです。
マンガの世界でしたね^^;
それにしても、社会問題にもなった、松井秀喜の『5打席連続敬遠』。
ドカベンの水島新司先生は15年後、まさか本当に甲子園で起こることを予想していたのでしょうか。。。
まぁ、なんにしても敬遠は見ている側は、おもしろくもなんともないですね^^;
『勝負しろ~!』って、、、叫びたくなりますよね。。
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