『自分たちの形で戦えたチームが勝利を手にする』英明 対 大曲工

大会4日目はいよいよ県岐阜商の高橋純平くんが甲子園のマウンドに立ちました。
まずは試合結果から

第1試合
英明 100 000 000 | 1
大曲工 000 002 20X | 4


第2試合
県岐阜商 010 300 000 | 4
松商学園 010 000 000 | 1


第3試合
九産大九州 000 000 000 | 0
近江 100 010 00X | 2

今日も録画した高校野球見ています。。。

すでに結果がわかっているものを見るのはやはり少し物足りなさを感じます。
スポーツはリアルタイムがいいというより、リアルタイムじゃないとダメですね^^;

敗因は粘りのチームを粘らせてしまったこと

英明の田中寛大くんは140キロを超えるストレートとツーシーム。注目していた投手の1人です。今日はそんなに球が走っているようには見えませんでしたが大曲工打線は田中くんを打つことができず3回までパーフェクトに抑えられていました。

4回、先頭打者がヒットで出塁しますが、後続が送りバント失敗、さらに一塁ランナーはキャッチャーからの牽制で刺されてしまいます。

田中くんはテンポよく投げ5回までの球数は50球。打たれたヒットは2本、6奪三振とほぼ完璧なピッチングでした。

大曲工は秋田・東北大会14試合を戦って12勝1敗1分。
チーム打率は.290、本塁打3、52失点、12盗塁、29犠打、18失策と甲子園に出場するチームとしては平凡です。

数字は平凡ですが東北大会も接戦に次ぐ接戦を粘り強く勝ち進んできました。
大曲工 3x-2 松島(延長10回)
大曲工 4-4 花巻東(延長15回・再試合)
大曲工 10-6 花巻東
大曲工 4-3 鶴岡東
仙台育英 10-4 大曲工

こういうチームは自分たちの形に持ち込むとめっぽう強いですよね。

英明は中盤チャンスを作りますが、追加点を取ることができませんでした。
1点でも取っていたら全然違っていたんでしょうけど、、、

結局自分たちの形に持ち込んだ大曲工が粘り強い勝ち方で接戦をものにしました。

英明は先制のタイムリーを打っている4番の湊くんに8回、代打を出したのは驚きでした。

県岐阜商の高橋純平は終わってみれば2安打11奪三振!

大会No.1投手MAX152キロの高橋純平くんは先頭打者の2球目に早くも150キロを出します。初回から気合十分でした。

味方に援護をもらってからは少し力が抜けたように感じました。140から144キロくらいのストレートに100キロそこそこのカーブ。スライダーも投げていましたね。なかなか高橋くんを打ち崩すのは難しいのではないでしょうか。
最初から最後までまったく危なげない投球でしたね。

体も大きく、高校時代のダルビッシュを彷彿させるピッチングでした^^

明日は近畿大会で大阪桐蔭を破った天理が登場!

第1試合
-------------------------------------糸満(沖縄) - 天理(奈良)
-------------------------------------○みどころ
近畿大会も覇者、天理の登場です。
準々決勝では大阪桐蔭を3-2で破っています。
天理の主砲、坂口漠弥くんは185センチ90キロ。豪快なバッティングに注目です。

また初出場の沖縄・糸満は10試合で50犠打!盗塁も多く機動力で天理に挑みます。
初出場とはいえ、何かやってくれそうな臭いがしますね。


第2試合
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宇部鴻城(山口) - 健大高崎(群馬)
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○みどころ
秋季関東大会では強豪浦和学院相手に6回終わって2-9。あわやコールド負けから8-10まで追い詰めた粘り強いチーム。
宇部鴻城は山口県大会決勝では宇部商相手に15-0。中国大会のチャンピオン。投打にバランスのいいチームです。

第3試合
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二松学舎大付(東京) - 松山東(愛媛)
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○みどころ
82年ぶりの出場。21世紀枠の松山東は『坊ちゃん』の夏目漱石が教壇に立った学校です。そして横顔で有名?な正岡子規の出身校でもあります。なんで横顔の写真ばっかりなの?って思ったことありません?横顔の写真ばかりではなく実は同じ写真ばかり見ているのですね。夏の甲子園を制したことがあります。

第87回センバツ組み合わせ

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