梅園で賑わう熱海で新種のゆるキャラ発見
3月に入り、ポカポカした日も増え始めた静岡県熱海市では、梅園の梅の花が真っ盛りということもあり、観光客で賑わっています。
JR熱海駅前のロータリー、仲見世通り商店街の入り口付近に、何やら人だかりができ始めました。
近づいて覗きこんでみると、なんとそこには新種のゆるキャラが。ゆるキャラと一緒に小学生の姿も見えます。
ゆるキャラの名前は「くわぞう」。体は象で、しっぽの先が桑の葉。熱海市と三島市の間に位置する、静岡県田方郡函南町の町立桑村(そうそん)小学校の6年1組の児童たちの手作りの未公認ゆるキャラだそうです。「くわぞう」は6年1組の仲間で、今日は仲間と一緒です。
児童が自発的に横断的・総合的な課題学習を行う「総合的な学習」の総まとめの活動と引率する担任の先生から教えて頂きました。
自分たちの住む地域のことを自発的に調べ、学び、発信していく。小学生の頃から、地元を知り、地元に誇りを持つことができるこうした活動は、本当に大切なことだと思います。
児童が観光客に配布している手作りのリーフレットがこちらです。
「くわぞう」の名刺らしきものも頂きました。
「仏の里美術館」本当にたくさんの貴重な「仏さま」が保管・展示されています。
こちらの美術館は、30数年前に現在の場所に移転した桑村小学校の跡地に建てられているそうです。
また、函南町と熱海市を結ぶ県道「熱函道路」から見える富士山は、駿河湾から見る富士山とは、一味違った良さがあり、中々の写真スポットでもあります。
まだまだ、魅力あふれる函南町をこれから彼らの後輩たちが紹介してくれることでしょう。
3月は卒業シーズンでもあります。「くわぞう」は卒業するのでしょうか?
中に入っている子は・・・ヤボなことを言ってはいけません。中には誰もいません。
未公認ゆるキャラの大先輩でライバル(になるかも)の「ふなっしー」と一緒です。
こうした児童の活動を目の当たりにした時に、「ウル」っとするのは、歳のせいでしょうか。
唐突ですが、別れ際に子どもたちに聞きました。
「校長先生に何か言いたいことある?」
「優しすぎ~」
ですって。
函南町桑原に、みんなで行くパオ♪
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