先日、東京の友人にこんな話しをした

himachan986

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先日、東京の友人にこんな話しをした。

「あのさぁ 地震の前の晩ね 友達のお母さんがカツオの刺身をサクの状態で冷凍して持ってきてくれてね その刺身がもうホントすんごい脂のってて美味そうで 当日の朝ね うちのお母ちゃんに わたしビール買ってくるから今日 ミョウガと生姜買っといてね~って朝 頼んで仕事に出掛けたんだよね で それであんなことがあって避難所で親と再会した時 父はわたしが生きてるの分かってたのに 姿見たら平伏して大泣きして母とわたしは思わず あのカツオ食べたかったね カツオ海に帰って行っちゃったね~って抱き合いながら 言ったんだよね あんな究極な状態でもカツオのことはしっかり覚えててどんだけわたしカツオ食べたかったんだろうね~」

と 笑いながら話したら何かで読んだと彼も阪神の時にもそういったエピソードがあったって話しをしてくれた。

ある飲食店の店主が水が出なくて困り果てて、トイレが詰まってどんどん臭いが酷くなって‥
そんな時、目に付いたのが沢山のお酒。安いのもあればもちろん高いのもある‥涙を飲んで高かかろうが安かろうがドボドボと流しこんだらしい。と

それを聞いてわたし「ある意味アルコール消毒も出来て良かったったちゃ~」なんて笑いながらまた言ったけど

まぁ 当然だけど あの時まで普通の生活があって 生きていれば不自由ならがも生活は続いていて
そんな当たり前の普通の生活があったからこそのちょっと笑える話しとか、その当然だからこその話しをしていくのもなんか人間らしくておもしろいなぁ なんて思って まぁなんとなくそんな話しも笑いながら出来るようになったかなって

東京にいれば東京でのエピソード
大阪にいれば大阪でのエピソード
それぞれそこでの物語があって。
あなたはあの日どんな予定がありましたか?
なにをしようと思ってましたか?

2014年1月18日 / 文●新柵ひろ子

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