アスレチックスからFA(フリーエージェント)となっていた松井秀喜が、ア・リーグ東地区のレイズとマイナー契約を結ぶことで合意間近であることがニュースで報道されています。メジャー9年の通算成績、173本塁打・打率2割8分5厘・753打点の実績を誇る松井秀喜。メジャー開幕を迎えてもチームの所属先が決まっていなかったことは、正直に言って予想外でした。
マイナー契約からメジャーでの活躍を目指す松井選手。レイズには同じ左打ちのDHで、メジャー115本塁打の実績を持つスコット選手がいます。強力なライバルを前にして、松井選手がレギュラーを奪取するのはイバラの道であると言われています。
この移籍で注目されるのが松井選手の背番号。巨人入団時から慣れ親しんできた「背番号55」は、昨オフ5年1,400万ドルで契約延長した22歳のムーア投手が付けており、譲渡される可能性は極めて低いようです。レイズの空き番号で若い数字は10、13、24、29。ゾロ目では22、44、66などが空き番となっています。
松井選手がどの背番号を選ぶのか興味深いところです。個人的な予想ですが、彼の性格を考えると22や44などのゾロ目はない気がします。松井選手は周囲からどのように思われるか人一倍気にするタイプだと言われています。
55⇒22、55⇒44にした場合、松井はゾロ目にこだわっていると思われるのを嫌がるでしょう。おそらく55とは関連性の低い番号を選ぶと思います。個人的には10、29あたりが有力ではないかと思います。大穴として13も考えられます。ヤンキース時代に同僚だったアレックス・ロドリゲス選手が13を着けているので、「彼を尊敬して13を着ける」と明言しても不思議ではありません。
とはいえ、野球は背番号で決まるスポーツではないので、番号が変わることで打撃成績に大きな影響があるとも思えません。どの番号を背負うにしても、松井選手らしい豪快なバッティングを期待しています!
最終更新: