ある調査によると、結婚している人の「へそくり」平均額は115万円を超えているそうです。
夫のへそくり平均が約85万円、妻のへそくり平均は、な、なんと145万円以上もあるそうですよ!
「へそくり」と言ってもわたしには「本の間に1万円札が挟んである」というイメージしか湧かないのですが、現実は平均で100万円超え!うかうかしている間に世の中から置いていかれました…。
場所や方法は人それぞれだとしても「へそくり」といえば「内緒で貯めるもの」。内緒で100万円も貯められるなんてすごいですね。
共働き夫婦、それぞれのギャップ
さらに、不動産情報サービスの「アットホーム」が実施した「共働き夫婦の家事」についての調査(※)をご紹介しましょう。
「夫婦共にフルタイム勤務」で「子供と配偶者と同居している」男女に対して「家事は大変ですか」と質問したところ、「はい」と答えた女性が70%以上を超えていたのに、男性はたったの40%しかいなかったのです。
すぐ上にも書いたように、この調査対象は「夫婦共にフルタイム勤務」。つまり夫も妻もガッツリ働いて帰ってきた後にする家事について、妻の多くは「大変だ」と思っているのに、夫の半数以上は「大変ではない」と思っているのです。なぜでしょう?
理由ははっきりしています。実はこのあとには「家事の分担の割合はご自身と配偶者ではどのくらいだと思いますか?近い割合をお選びください」という質問もありまして、最多回答は「夫1:妻9」。さらに「夫2:妻8」「夫0:妻10」と答えた人も含めると、なんと60%を超えるのです。
しかもこの質問の回答者は男女同数。つまり夫は「自分の方が家事負担はぜんぜん少ない」という自覚がありながら「自分は大変ではない」という状態を放置していることになります。
そんなの、我が家だったらタダごとでは済みませんよ………。
※2016年12月「アットホーム調べ」
「いざという時」とはいつなのか
家事負担に関するギャップを考えると、妻の方がへそくりをたくさん貯めているのは「家事の報酬」と考えることもできますね。
ちなみに冒頭の調査でへそくりの「使用目的」の回答数トップは「いざという時のため」です。
この「いざという時」とはいつなのか?夫は「飲み代・趣味代」ぐらいでのん気な感じでしょうけれど、妻の「いざという時」はもっと「深い」ようで怖さも…わたしはきょうもしっかり家事をさせていただきます!
最終更新:
monomoney
> 自分の道楽というよりはいざという時の自己判断で使えるお金です。
なるほどなるほど。「へそくり」っていう名前がせこせこしてていけませんね。カッコいい名前を考えましょうw
それにしてもフルタイム勤務夫婦の家事負担割合には驚きです。「その奥さんの座談会」とか見てみたいです。
jina
アットホームの調査生々しいですねぇ。家事の分担の割合の調査結果もヤバイですね。フェミニスト的には看過できない事実でございます。
へそくりの用途は、自分の道楽というよりはいざという時の自己判断で使えるお金です。
お金の使い道で意見が分かれ、使い道に納得してもらえなかった場合、それでもどうしても自分が必要だと思うことにへそくりを使います。
あとはmonomoneyさんが書かれているとおり夫婦の旅立ちの日を想定して貯蓄している女性も多くいるのは事実です。